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本がいつも教えてくれた。
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もし、「共感」だけが友人関係を結ぶものだとしたら、そんなものはいらない。
もし、友人の定義をするとしたら、困った時に助けてくれる人、かもしれない。
昨日食べたものの話、こないだ見た映画の話、そんなたわいもない話の合間に、
困った時に相談してみたいと思う。

今、猛烈に困っている。多分盲腸もそんなこんなでなったんだと思う。
知らず知らずのうちに考え込むことが多かったし、ため息をつくことも多かった。
誰かに相談したいのだが、相談相手も見つからない。

一つのことを突き詰めようとすると、一人ずつ理解者が減る。

例えば、テニス。
テニスで全国大会で優勝できるか否かというプレッシャーと戦っている時に、
その立場を理解して助言してくれる人は、その経験者かその経験者を育てる素養のある
指導者だけだろう。が、しかし、その助言はウインブルドンの決勝で受けるプレッシャーとは
比較にならない。前人未到の成績を残しているフェデラーの苦悩は、もう誰も理解できないのだ。
高いところに行けばいくほど、共感は理解を超え、一人の世界になっていく。
そこで一人で戦って、また強くなる。常人の伺い知れるところではないのだ。

それで、私はもちろん常人です。笑。

経営に関しても、ド素人、店を運営することも、ド素人。
感と日々の仕事から得た経験則で何とか店を運営してきましたが、どうやら帰路に
立った模様です。これからどうやって経営していけばよいのか、自分のやりたいことを
実現するために必要な具体的な草案が立てられなくなってきたのです。
スタッフの管理、教育、経理、経営。自分のやりたいことをどうやって人に伝えればよいのか、
どうすれば働きやすい環境を作れるのか、思考錯誤してきましたが、まるでうまくいきません。
もっといい方法があるはず。と思うのですが、具体性が見えず、成果も上がらない。
誰かに相談したいと思い、人に話してみましたが、なかなか具体的なアドバイスは
得られず、悶々とした日々を送っていました。
私はちょっと未熟すぎたようです。4月から悩んできたことを、一旦リセットするのです。

そして、今日、気付いたんです。
そうだ、「本がいつも教えてくれた。」私は、小さい頃から困った時には本を開いていたんだと。
ということで上記の本を即効買いに行きました。

経営のことは本田総一郎、スティーブジョブス、流行りのドラッカーあたりを読めば
大体あたりがつくんじゃないかと。
「本屋で本田総一郎の本ありますか?何でもいいんですけど。」って聞いたら、
一冊しかなかったから選ぶ必要がなかった。笑。
大体3方向くらいから攻めれば、過去の経験上、どうやって考えたらいいか?っていう
目星はつくはずなんですが。どうでしょうか?笑。おーし、トンネル、抜けるぞ~。

(ちなみに自己啓発本は大嫌い。ああすればこうなるとか大嫌い。笑
 なので、成功者のノウハウよりも、生きてきた道を知ることで、どこかからヒントを得たいです。)

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by wazawazapan | 2012-10-16 07:47 | パン屋考


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