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今日、こんなことを考えた。1(平成24年10月9日)
トレンディドラマというものをご存知だろうか。所謂、イケテル男女が繰り広げる都会でのシティライフって言うんだろうか、現実とはかけ離れたオサレなマンションに暮らしながら恋愛したりするのが、もてはやされた時代。あれはバブルだったんだなあ。

あれが廃れたというか、最近はテレビドラマを全く見ないので、もしかしたら現在もそれに準じたドラマをやっているのかもしれないけど、きっと、ああいうのを面白く思えなくなったのは、インターネットが出来たからだと思います。あの主人公たちも本当はオナラしたりするわけで、スッピンでよだれを垂らして寝ている時間もあるわけで、食べ過ぎてぐふ〜死ぬう〜とか言いながらベルト緩めたりするわけですよ。大体、若い子が都心でよいマンションに住んでること自体、かなり?マークですし、そういうのを見て、東京っていいなあとか田舎の子が憧れて出て行く図。これがかなりネットの登場でなくなった気がしてます。今はネットに接続すれば現実が見えちゃいますからね。皆、よりリアルに「本当はどうなの?」ってところを知りたくなったのだと思うのです。

ネットができてから、作られていない素の状態が面白いことに気づきます。私が好んで読むサイトや記事は裸のものが多いです。一つの記事に対して、皆のコメントが集まっているのを読むのは面白いし、アホな意見とごもっともご意見など、抽出されていないものに面白さを感じてます。誰か編集の手が加わり、例えば、家族の食卓を写真を撮るために演出したり、面白いコメントだけをより選ったもの、より良く見せようとしていることがわかるものは、少しつまらない気がするのです。それよりも通常では見られない家族でしか楽しめないものが垂れ流されていたり、そういうものの方がずっと面白いと感じるのです。

その中であえて「作り込む」ことまでできたら、それがプロの仕事だと思います。素直に受け入れてエンターテイメントとして楽しみたいと思います。

だからですね、このブログはアホな記事もありますよ。酷い写真もありますよ。という見せしめの記事です。人生の大半を垂れ流し、いいも悪いもひっくるめて皆さんに楽しんで頂ければと思ってます。このブログの面白さがあるとしたら、そういう所だと思います。毎日、綺麗なパンの写真とか洒落た写真ばかり載せてたらツマラナくなると認識していますし、「失敗」→「成功」の流れをあえて見せることでの親近感。そういうの考えて書いてたら、演出じゃん。笑。

私、最近、このブログは遺書だと思って書くことにしました。私が死んだ後に、例えば、娘がえーっとあの作り方どうだったけかな?と検索するとか、お母さん、私のことこんな風に・・・(涙)とか。作為的に泣かせたりね。墓参りするより、ネットでいつでも会えるお母さん。いいんじゃないかと思います。紙じゃないと残らないからと思っていたんですが、別にネットなんていうものの実態って想像するに90%以上がアクセスもない墓場のような記事の塊だと思うんです。今後PCやスマホなどのツールもどんどん古くなり、インターネットの情報自体がどうなっていくのか想像もつかないのですが、どちらにしても流れの中で消えてなくなってもいいのかな〜。あ、遺書なくなった。笑。まあ、いっか。

誰かの役に立ったり、立たなかったり。ネット上に撒き散らして、今後とも生きていきたいと思います。

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by wazawazapan | 2012-10-09 22:34 | パン屋のたわいもない話


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