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コトハジメ
毎年恒例の初詣の時、お義父さんがここでお正月のお酒を買っていこうと
境内で出張販売していた酒蔵さんのお酒を選んでいた。
ここの酒蔵結構おいしいんだよなんて、お義父さんの言葉を聞きながら、
じゃあ私も顔につけるの買おうかなぁ~と言うと、お義父さんが驚いて「何で?」

化粧水の代わりに純米酒を顔につけてると言うと、へぇー飲んだら旨いのになぁなんて
会話になって、その晩、顔につけるにしては上等の純米酒とお義父さんの買った吟醸酒で
家族で味比べをすることになった。

日本酒は飲めないと若い頃の失態で思い込んでいたのだが、純米酒は旨かった。
これ、顔につける前に飲んじゃいそうだなんて笑いながら、楽しい夜は過ぎる。
初めての吟醸酒は私にはコクが強すぎて、みんなは吟醸酒を飲んでいたけど、
純米酒を独り占め。お節にそれはそれはよく合った。

長野に帰ってきてから、顔につけつつ飲んでいたら、すぐになくなってしまい、
そうだ長野は地酒どころじゃないかと近所のスーパーで良さそうな純米酒を漁る。
その様子を見て夫がいいなぁと言う。「日本酒って深そうで掘るの楽しそうだよね。」
夫は日本酒が飲めないのだ。

その代わりと言っては何だが、私の飲めない芋焼酎を飲むんだから、
一緒にお互い別の酒を飲みながら飲めばいいじゃないかと話はまとまって。
幸い、焼酎も日本酒も似たような料理が合う。

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近所の直売所にフキノトウが出始めた。春がもうそこまで来ている。
蕗味噌を作って、舐めながら純米酒をコクリ。
ほろ苦い春の味と絞りたての新酒です。あぁ~日本人でよかった~。
(と覚えたてのオバサンが申しております)

地元のなめこでなめこ汁、根菜と厚揚げの煮もの。と一緒に、
先日買った佐久市の伴野酒造さんの純米酒を合わせて。おいしいお酒ありがとうございます。
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by wazawazapan | 2010-03-03 00:11 | パン屋の休日
エコ<ケチ
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鍋でペンネを茹でながら、焼き網に蒸篭をのせて野菜を蒸す。

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蒸した野菜の半分はペンネと合わせて、半分は醤油を回しかけ食べる。
エコと言ったら聞こえはいいけど、まぁドケチ&ズボラスペシャル。
でもおいしいんだ、コレガ。
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by wazawazapan | 2010-02-23 07:42 | パン屋のたわいもない話
トロトロ~
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これが、

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こうなる。
う、う、うまそー!
失礼しました。

ウチにはもちろんトマトケチャップもない。ついでにマヨネーズもない。
けれど、皆でオムライスを食べたいということになれば、作るんだ。

あの空っぽの冷蔵庫の中には卵があった。
そしてトマトの缶詰と玉ねぎがあった。あと、パン屋のバター。これでいける。

熱したフライパンに刻んだにんにくと菜種油を入れ香りを出し
粗微塵にした玉ねぎを放り込む。少し炒めたらホールトマトを半分入れて
お玉で潰しながら炒めるんだ。おいしい味醂とおいしい塩で味をつけたら
ケチャップの濃度まで煮詰める。
横のガスでご飯がちょうど炊きあがる。
煮詰まった即席ケチャップに炊きたてのご飯を放り込んで
おいしいバターと塩、胡椒をガリガリ、そしてカンカンジュッジュッ
フライパンフリフリ、楽しいな。

皿に盛り付けて皆を呼ぶ。「オムライス完成5分前でーす。」
「はーい」と言いながら夫と娘がクロスを引いて食べる準備をしてくれる。
その間に小さなフライパンで一つづつ、オムレツをつくりましょう。

大人は2つ、子供は1つ。卵をといて塩を一振り。
煙がたったカンカンのフライパンに、バターを入れたらすぐ、卵をジュッー。
クルクルパッパッ、オムレツのせてはい、オムライス一丁!

ご馳走だねぇ、ご馳走だねぇ。
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by wazawazapan | 2010-02-22 09:00 | パン屋の休日
ケの日のごはん。
一番近くの直売所には、おいしいものが2つあって一つは「みまき豆腐」でもう一つはキムチ。
小さな袋で500円、なかなかのお値段ですが、あんまりおいしいので時々買います。
このキムチを見つけてから、ヘタクソな自家製キムチ、卒業しました。
買ったほうがよいものが、世の中にはあるようです。

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先日の晩御飯です。あるものを同じ大きさにザクザクと刻んで、アルミのトレイに
綺麗に載せていきます。全てが刻み終わったら、まな板と包丁は洗ってしまいます。
炊き立てのご飯に順番こに載せて出来上がり。

小さなことですが、このアルミのトレイに綺麗に載せるという作業と、
作る前に汚れたものを洗ってしまうという作業がおいしさを倍増させた気がしました。

サイドメニューは、あっため豆腐(豆腐をお鍋で温めただけなので湯豆腐とも言えない)。
丼にうずらの卵をポトンと落としたら最高だったなぁ。
おいしい醤油をぶっかけてグルグルしていただきまーす。
お鍋で炊いたご飯には時々おこげが当たります。おこげを探しながら食べました。

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食後にお絵かきしました。画伯の自画像、なかなかです。
暖かくなったら、娘にスケッチブックを買ってあげようと思います。
散歩がますます楽しくなるように。
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by wazawazapan | 2010-02-04 00:27 | パン屋のたわいもない話
冬は三宝柑ゼリーで始まるんだ
小諸から御牧原に越してきてから、お隣の上田市に行く頻度が増えた。
もともと好きでちょくちょく行っていたのだが、近くなったし、パン屋を開業してから
保健所や税務署などに通う機会が増え、せっかく行ったのだからとちょっと寄り道して
くることが楽しみの一つとなっている。

好きな作家の一人に池波正太郎がいる。上田と言えば真田なわけで、
上田城に初めて行った日は本当に感動した。もしかしたら幸村が触れたかもしれないと
400年も前に思いを馳せながら散歩を楽しんだのだった。

最近、池波正太郎の本を読んでいると、池波さんが吉川英治と深い関わりがあったことを
知り、「ああ、どおりで」と納得し喜んだのだが、そもそも私が時代小説にはまったのは
吉川英治の三国志を読んだのがきっかけで、後にも先にもあれほどまで同じ本を繰り返し
読んだことはない。その吉川さんが池波さんを直木賞に押した経緯を読んでなるほどと
自分の好みがブレていないそんな安心感を得、嬉しかったのだ。

さて、話はそれたが、食べ物に季節感があるのが好きだ。
夏に真っ赤なトマトや瑞々しいきゅうりを連日畑からもいでは食べ、冬の野菜のない時期には
毎日、白菜と大根ばかり。さして調理法にはこだわらず、蒸したり、茹でたり、焼いたり、
そんなものの繰り返しで十分。

皆さんもよくご存知かもしれない。上田にはドアマンのいるお菓子屋さんがある。
みすず飴で有名な「飯島商店」である。

毎年11月の終わり~3月までの期間限定で販売される三宝柑ゼリーが大好物で、
冬になると思い出したように買いに行く。三宝柑というみかんをくり貫いた中に
ゼリーが流し込まれているのだが、もう本当に美味しい。皮ごと等分に切ると、
柑橘系のよい香りがフワッと舞い上がり、酸味と甘みのバランスが絶妙なこのゼリーとで、
それはそれは美味しくて、ほっぺが落ちそうだねと家族で奪い合って食べるんだ。

初めて行った時、世の中にはこんなお菓子屋さんがあるのかと衝撃的だったのだが、
何度訪れてもその気持ちは変わらない。いつも同じサービスに同じ笑顔。
たった飴ひとつでさえもここにわざわざ買いに行きたい、と思わせる本物のサービスが
ここにある。重厚な建物と手厚いサービスが、とっておきの買い物を楽しませてくれる
名店だと思う。勉強になります、見習いたいです。

今晩は夫が早く帰ってきます。また湯豆腐です。みまき豆腐を2丁。
それから、朝、外に干しておいた白菜で浅漬けを。そして食後に三宝柑ゼリーです。
夕食が楽しみです。
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by wazawazapan | 2010-01-19 15:27 | パン屋のたわいもない話
鯛あらの湯豆腐
金色のアルマイトの平鍋の中には、たっぷりのお水と大きな一枚の昆布。
炬燵の真ん中で火にかけられ、沸騰する頃を見計らって豆腐をたっぷり入れる。
と同時に、鍋の真ん中に豆腐をかき分ける様に、家で一番大きな湯のみが入れられる。
中には、細かく刻んだ葱と鰹節に醤油をザブザブとかけ、無造作にかき混ぜたタレ。
温まった豆腐をそのタレの中に放り込んでから取り分けるという寸法。

食の趣味が若干渋めの小学生の私は、祖母の作るこの湯豆腐が大好きで大好きで、
今晩は湯豆腐だと聞くと、飛び上がって喜んだものだった。

大きくなってから他の家の湯豆腐の話を聞いた時には、豆腐以外のものが入っていることに驚き、
豆腐で腹をいっぱいにすることが最良だと思っていたので、ちょっと違和感を感じたのだった。

結婚して夫の家の湯豆腐に葱や白菜が入っていたこと、魚なんかも入ってたりして、
これはもう鍋ではないか!湯豆腐ではないと衝撃を受けたのだが、
食べてみれば、そんな湯豆腐だっていいと考え方が変わった。

さて、今日は雪がチラチラと舞っています。こんな日は鍋に限ります。

近くのスーパーに行くと、時々、鯛のあらが安く出ている。今日はそんな日。
鯛のあらで湯豆腐を作ることを思いつく。

鯛のあらの鱗を丁寧に取り除き湯引きし、沸騰したお湯に鯛のあら、白菜、長葱、豆腐を入れ
グツグツと煮る。近くで作られている「みまき豆腐」という木綿豆腐が好きでそれと、
有機大豆の絹豆腐と2丁買って、半分づつ入れて食べ比べ。

この鯛あら、出汁が最高なので、味付けはおいしい塩だけ。
今日は「海の晶 ほししお」とびきり上等なとっておき。
鰹節がなかったので、葱を刻んで醤油をかけたタレをお好みで。
冷やご飯にこのスープをかけてさっと煮立てて、真っ白な雑炊。

あんまり美味しかったので、残りの鯛あらと豆腐で明日も湯豆腐に決まりです。
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by wazawazapan | 2010-01-13 01:07 | パン屋のたわいもない話