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で、今日のひる~
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たまごかけご飯IN THE HOUSE!家族3人で卵かけ~。3人で3合ペロリ。
全然飽きない、何だろうねこの安心感。おいしいよなぁ。
おかわりは去年の紫蘇をにんにく醤油につけたものでいただきました。
一年楽しめました。今年もたくさん紫蘇採れるといいなー。

今日は戸津圭一郎さんのお茶碗です。
このシンプルな粉引きなお茶碗はお気に入りの作品です。
以前チャイを飲んでたのもこれです。このお茶碗は中に入れるものを選ばない。
戸津さんの小さな作品展はGWいっぱいで終了します。
是非この機会にお買い求めください。
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by wazawazapan | 2011-04-23 14:23 | パン屋のたわいもない話
朝、兼、昼ごはん~
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冷やご飯におかかと醤油。現代の栄養学はまるっきり無視。
こういうのが好きなんじゃ!

器は笠間の作家額賀章夫さんのお茶碗。
額賀さんの器で持っているのはこれっきりですが、好きな作家です。
この茶碗をおかずに何杯でもおかわりできるくらいお気に入りのお茶碗です。
茨城なので地震の影響が心配ですが、これからも焼き続けてほしいです。
いつか個展に伺いたい。

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コメントお返事途中ですが投稿します。
後ほどお返事いたしますのでよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。
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by wazawazapan | 2011-04-22 10:08 | パン屋のたわいもない話
東京散歩2
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(久しぶりの両口屋是清「旅まくら」はしみじみとおいしかった。)

2日目は夫の実家でゆったり過ごし、最終日の3日目は帰る途中、日本橋へ家族でお出かけです。
この日の目的は、店舗で取り扱い予定の商品を見に行くことと取引先にご挨拶でした。
そのついでにおいしいものを食べたり、おいしいものを買って帰ったり、
おいしいものをつまんだり、要はおいしいものを食べたかったということです。

準備に余念はありません。
先週の営業日にお客様とひょんなことから銀座・日本橋界隈の話になったので、
おいしいお店を知りませんか?とお聞きすると、穴子のお店を紹介してくださいました。
そうです、おいしいものの準備です。

実家を出てまず向かう先は穴子専門店「玉ゐ」です。
本店はご挨拶先から少し遠かったので、日本橋室町店にお邪魔しました。
東京大空襲によって焼け野原になった昭和20年にも残ったという建物の佇まいは、
池波さんの"鬼平中"であった私を感動させるに十分でした。さっきまで読んでいた世界に
自分が突如仲間入りできたような錯覚に陥り、もうそれだけで十分です。
使い込まれたテーブル、擦りガラスに飾り格子、急な階段、飾り箪笥。
昼なのに暗いね、電気がついているねと娘が言います。
窓から格子越しに穏やかに射す光が、磨かれた木の美しさをそっと照らしています。

あなご箱めし2つを大盛りにしてもらい、娘に分けながら食べます。
娘が何度もお代わりしてお父さんとお母さんは少し足りないくらいですが、
満足そうな顔を見ていたらお腹いっぱいになりました。おいしかったです、ご馳走様。
器もいいですね、塗りに焼きしめ、とてもよく合っていました。
帰りに娘が「いなご美味しかったな~」
おっ、惜しい!そして、かっ、かわいい…(萌

さぁ腹ごしらえが済みました。ではお仕事に参りましょう。
向かった先は江戸屋さんです。実は私、江戸屋さんの歯ブラシを今使っていて
とても気に入っています。それで、どうしても店で扱いたくなり訪れた次第です。

江戸屋さんは創業280年の刷毛屋さんです。280年続くって気が遠くなりますが、
本当に素晴らしいことです。今は刷毛だけでなくブラシ類も取り扱っていて、
ブラシや刷毛だけが相当数の数並んでいます、ゾクゾクします。

江戸屋でのたくさんの収穫は、長くなりますのでまた次回ということで、
次の目的地「白木屋傳兵衛」さんに向かいます。
お店の方にお顔を見てご挨拶も出来ましたし、いつも取り扱っている箒たちを
作っている様子も見ること、気になっていた箒も試すことができ大満足です。
やはり商品を実際に見て使ってその良さを実感することが大切ですね。

江戸屋さんで、うちを知ったのは白木屋さんからですか?いえ、歯ブラシを
使っていますという会話がありましたが、実は江戸屋さんと白木屋さんは仲良しだったそうで、
私が江戸屋さんに行くことをすでに白木屋さんはご存知で、とっても驚きました。
奇遇な縁ですねぇ~、大事にしたいと思います。

さぁ、ここからはデパート巡りです。
高島屋だの三越だの、デパ地下と催事場を巡っておいしいものを買い込みにいきます。
田舎じゃ買えないチーズだの、オリーブだの、甘いものだの、寿司だのなんだの
旨いもんあったらとにかく今のうちに買えーみたいな雰囲気ですが、
ほとんど試食ばっかりでドケチでホント困ります。でも少しづつ買います。
パンも買おうと思ったのですが、あんまりピンと来なくて、娘があの形は
保育園のままごとセットで見たことがある、食べてみたいと言ったプレッツェルを
一つ買いました。(高島屋にシニフィアンシニフィエがあると聞いていきましたが、
田舎もんに成り果てた私達には都会のデパ地下は迷路です、見つかりませんでした~泣)

一つデパ地下で買いたかったもの。
両口屋是清の「旅まくら」でした。以前、友人にお土産に持たせてもらった
この小さなお菓子が忘れらませんでした。東京に行く度、デパ地下で探してみるものの
なかなか出会えませんでしたが、今日は会えました!ツイテマス!
そういえば日本橋の駐車場では停めた場所が77番、抜けてた鬼平が7巻。
やっぱラッキーセブンだったな…
(注:このお菓子は非常に玄人好みです。パッと見の艶やかさ、旨さはありません。
 じわじわボディーブローのように効いてきますので、常人の方は決して手を出さぬよう…)

それでデパートを出たらすっかり暗くなっていて、
娘もかなり眠そうで慌てて車に戻ります。
運転しながらデパートで買ったお寿司をつまんで、都会の寿司は旨いなぁと
皆でむしゃむしゃして、そうしている間に娘は眠って、
夫婦で今日の収穫を話しながらドライブです。
楽しい東京出張は終わりました、お世話になった皆さんありがとうございました。
家族単位でご挨拶に伺ったにもかかわらず、皆さんとてもよくしてくださいました。
感謝しております。

しかし、日本橋渋くていいですねぇ。
東京に住んでいた時には行ったことなかったですが、これから東京に行く時は
日本橋・銀座・築地界隈、上野・浅草・神田界隈とかに立ち寄りたいと思います。
年々東京に行く目的が変わってきてます。
自分の中で新しい東京は、昔からある変わらない東京だったんですねぇ。
私の知ってた東京は、たった数十年の歴史のちっぽけな東京でした。
さすが大都会東京、色んな顔がありますなぁ。。

(でも、もうじぇったい住むのはイヤ、ムリであります。)

長話に今日もお付き合いをありがとうございました。
ふぅ~、あった事全部報告しちゃったな…ポリポリ。

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江戸屋さんの歯ブラシなど、入荷しています!
気軽に購入してくださる方が多くて本当に嬉しいです。
また詳しいレポートを載せて、オンラインでも販売始めますので
しばらくお待ちください。

コメントのお返事が遅れていますが、新記事の投稿お許しください。
皆さんのコメ、本当に楽しく読んでます。
いつもいつもありがとうございます!
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by wazawazapan | 2011-02-25 15:14 | パン屋の休日
森のホットケーキ
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うちのホットケーキはね、森のホットケーキって言うんです。
もう結婚した当初からずっとそうやって呼んでいるんですけど、
名前に形容詞をくっつけて呼ぶのが大好きなんです。
例えばご飯みたいなカンパーニュなんてそんな名前です。

"森の"は形容詞ではありませんが、何か想像させるそんな気持ちの
形容詞的形容ということでよろしくお願いいたします。

さて、先日作り方を書くとお約束したのにすっかり忘れていました。
昨日の朝はまた森のホットケーキでしたので、焼いてる最中に気づいて慌てて
ブログに書き留めました。鉄のフライパンをしっかり熱して焼いてくださいね。
森たる所以が鉄から出てきますが、テフロンしかない人は鉄の気持ちを持ってお願いします。

+森のホットケーキ17cm厚み2cm 4枚分(多いので半分でトライしてくださいね)
 粉(地粉シラネ) 400g
 牛乳 400g
 卵 2個
 洗双糖 30g
 B.P 15g

*牛乳以外全部合わせてぐるぐるして、牛乳注ぎながらぐるぐる。完璧に混ざったらOK
*フライパンはカンカンに熱する。あの菜種油をウエスでフライパンにこすり付ける。
*フライパンの火を消す。(ここポイント~。キレイに焼き色つきます。)
*生地をお玉2杯落とす。
*フライパンの火をごく弱火でつけ、蓋をして焼く。
*表面にプツプツ穴があいてきたらひっくりかえして、もう片方を焼く。

テフロンのフライパンはカンカンに熱することはできませんのでご注意を。
生地に甘さはほとんどありません。ほんのりです。
発酵バターと太田さんの蜂蜜またはメープルシロップをかけて召し上がれ。
それでお供は農薬を使わず育てた紅茶を濃い目で入れてお願いします。

鉄のフライパンマニアの話はこちらです。まだの方は是非ご覧下さい。


PS
先日のCAMBROのオンラインショップでの取り扱いが始まりました。
皆様のご利用をお待ちしております。
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by wazawazapan | 2011-02-07 09:40 | パン屋のたわいもない話
雪の日曜日
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私、いいことを思いついたのです。
うちで作る定番のホットケーキのレシピを冷蔵庫に貼っておけば、
誰でも作れると思ったのです。例えば日曜日の朝に、一人で駄々をこねてベットから
出ていかなくても、朝ごはんだよーって起こしてもらって、ホットケーキが焼いてあるなんていう
状況になるなんてことがあるかもって思ったんです。

まぁ、理想的な状況ではありませんでしたが、駄々をこねてホットケーキのレシピが
冷蔵庫に貼ってあるからと言い残してベットに潜り込んだ数分後のことです。
「卵、9個も入れるの~????ねぇ!!、書いてあるけどー?」と階下から声がします。
9個も入れるわけないでしょう。大体うちがいつも買う卵は1パック8個しか入っていません。
えぇっ?と言いながら台所へ行くと、確かに。卵は9個と書いてます。
あぁ、わたしったら。詰めの甘さは超一流です。

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それで結局夫婦でパジャマのままホットケーキを作って、娘は例のプリキュアを見るわけです。
親も一緒に見て楽しさを共有していますので、テレビを見ながらホットケーキを焼きます。
だらだらしていて日曜日らしい始まりです。いいです。

食事の後、パジャマついでにもう一回寝てしまおうかと夫婦で企んでいると、
障子を開けた娘が、雪が凄い!凄い!外で遊ぼうと信じられないことを言います。
だって今日は信じられないくらい寒い日です。最高気温が-5℃ですって!

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着替えた娘を縁側から放り出すと、それはそれは、いい雪が積もっています。
俄然やる気が出てきました。よーし、かーかも着替えて遊んじゃうぞーなんて張り切っていると、
夫もよーし俺も行くか~!と盛り上がってきました。

とりあえず、雪だるまなんか作ってみましたが、イマイチ面白くありません。
お母さん、でっかいスコップを持ってきて一山作ることにしました。

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ダンボール持ってこーい!こういう音頭をとるのはうちの場合、大抵、かあさんということになります。
とうさんがはーい!とダンボールを持ってきました。

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小さいけど、とっても楽しいです。
小1時間経つと、「足が氷になっちゃってるよぉ~」娘と二人、我にかえって寒さを感じます。
「お風呂沸かしておいたよ」と声をかけたのはとうさんです。さすがです、気が利きます。
時々思いますが、男らしい大雑把なおかあさんと女のようにきめ細やかなお父さんで、
とてもよいコンビネーションだと思います。

皆でお風呂に入って遊びます。
「みかんが4つありました。家族みんなで仲良く食べるには一人何個ずつ食べられますか?」
「かーかが1個、とーとが1個、あたしが2個!だってあたしが一番みかんを好きだから!」
順番に問題を出し合う算数ごっこであっという間に1時間が経ちました。

体も心も温まって、もう今日は何もするのをやめようということになって、
お昼をどこかに食べに行こうと相談が始まったその時です!
ウ~、ウ~!!!と激しいサイレンが鳴り響いてきました。消防車です。
「火事だ!」夫が窓を開けて外を見ると、遠くの方に黒い煙がモクモクと
立ち上っているのが見えました。(山のてっぺんですのでよく見えます)

サッと地元の消防団の制服を身に着けて、夫は現場にいってしまいました。
皆でご飯を食べに行こうと相談していた最中ですので、ガッカリしました。
一気にテンションが下がりました。つまんないの一言です。

あ~あツマンナイ、ツマンナイ。どうしようか?と娘と話をします。
そうだ!ツマンナイ時はパーティーだ!!パーティーすれば楽しくなるぞ!
よーし、パーティーの始まりだ~!!洗濯物畳めー!掃除しろー!!と盛り上がってきました。

買い物にはしばらく行ってませんので大したものはできません。
ゴボウのから揚げ、チーズのオムレツ、山芋のグリル、山芋のお浸し、
ぶりのアラ塩焼き、豆腐のスープ、トマトのパスタ、失敗したバゲットの残り…
何とか形になりそうです、とっても豪華です。
喜んでくれるかなぁ~、二人で一生懸命準備しました。

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テーブルをセッティングします。今日はもう家から出る気はありません。
昼間っからワインをあけてしまえばもうパーティーに違いありません。

「ただいま~」と夫が帰ってきました。
部屋に入ってテーブルを見て「わっ!」と言いました。
「今日は皆でパーティーをすることにしました」と言うと、まんざらでもなさそうです。
さぁさぁ疲れたでしょう、遅くなりましたがお昼にしましょうね。
時計は15時を指していました。パーティーの始まりです。
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by wazawazapan | 2011-01-17 10:24 | パン屋の休日
daikon fever.
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昨日の大根を洗ったらこんなになったんです。
洗うだけで1時間ほどかかって、こういう作業を農家さんは毎日していらっしゃるんだなと
思ったら、涙が出てきそうになりましたが、ぐっと堪えました。

それで、大根にまつわる話を考えながら洗ってたんですけど、
大根役者とか大根足とかそんなことしか思いつかず、部屋に戻って、
大根ってあんまりいい意味で使われてないのはどうしてだろうと調べてみたら、
数十分経過していて、あぁ、私はこの貴重な時間をさらに大根に費やしてしまうのだ、
と慌ててブラウザの小窓を閉じました。

結局、なぜ世間的に大根が卑下されてしまうのかはよくわからなかったのですが、
たわしで泥を落としながら水で洗い流すと、それはそれは真っ白な大根が目に眩しくて、
この際、大根足って言われてもよしとしようと思いました。大根足はきれいです。
これだけの大根を洗った私が言うのですから、間違いありません。
みんな、大丈夫!自信もって!Yes,we can!

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こないだの柿の要領で干していったのですが、お正月のしめ縄のように、
竹がしなってしまいます。縁側に出た途端、頭に大根が落ちてきて死傷なんていう
ニュースはまっぴらごめんです。
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それで、残りはこんな感じ干してみました。この子達はたくあんになるんです。
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ハイ、これなーんだ?
ご存知、正解は大根です。恒例のシルエットクイズですよ。
干し柿は無事完成して、藁にくるまって眠っていますが、時々起こして食べてしまいます。
来年のパンの材料になるかどうかのところです、どうしようかな。
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随分たくさん干した気がしましたが、それでもまだこんなにあるんです。
長くなるので写真を小さくします。
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とりあえず葉を落としてみます。
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やっと家の中に入れました。お帰りなさい。
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色々考えてこんな風にカットしてみました。
浅漬け2種、漬物1種、今晩のおかずはふろふき大根に決まりです。
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漬物はお砂糖を使わず甘い漬物を作りたいと思ったので、こちらを参考にして、
べったら漬けを作ってみることにしました。
塩分はしょっぱいのが苦手なので5%に減らして下漬けしましたが、どうなることでしょう。
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しばらくの間、おやすみなさい。続きは来週になると思います。
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浅漬けはさっぱりしょうゆ漬けと梅酢漬けです。
これはずっとウチの定番なのでおいしいに決まっています。
(どちらも塩をまぶして置いておいて、水が上がってきた後に、水を抜いて自家製梅酢をドボドボ&
 おいしいお酢とおいしいしょうゆをドボドボ入れて置いておくだけ。勝手にできます。)

あと少し残った大根はとりあえず新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れました。
大根葉の処理が残っていますが、少々疲れました。お迎えから帰ってきたらやりましょうね。
大根を頂いたお礼はやはりパンでお返ししようと思います。
田舎暮らしならではの豪快なおすそ分けに感謝しなければなりません。
ありがとうございます、ありがとうございます。
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by wazawazapan | 2010-12-21 07:58 | パン屋のたわいもない話
白はやっぱりいいと思う。
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上田市で作陶されている阿部春弥さんの作品です。
主に白磁の作品を作れられていますが、ブルーグレイがかった白が好みにドンピシャハマリました。
初めて阿部さんの作品を見たのは、戸津圭一郎さんとの二人展でした。
それから何度か作品展に足を運び、わざわざで取り扱いさせていただくことになりました。

この話にも書いたように、私は白い器が大好きです。
白なら何でもよいわけではなく、白が好きだからこそ、白に厳しい頑固なおばさんであります。
阿部さんの器は厚みや丸み、重さ、風合い、色んな基準を満たした好きな白い器でした。

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この左側の器は先月の阿部さんの個展で私も購入しました。
私の中でこの器はイレギュラーな作品で、ちっとも用途が浮かばないというか、
ただ無心でジャガイモを積んでみたいと思ったのです。

スペイン料理でジャガイモの塩茹での料理があります。
岩塩をたっぷり入れたお湯で丸ごとジャガイモをことこと茹でます。
途中から鍋の蓋をとって水分を蒸発させると、ジャガイモに岩塩の塩分がくっついて
真っ白に粉を噴きます。それを皮ごとがぶりとやるわけですが、それが信じられないくらい
おいしいのです。ワインとアンチョビでもあればもう贅沢な宴になりそうです。
ポイントは岩塩で、岩塩でなければこの甘みは出ないでしょう。しょっぱくないんですね、コレが。

この器に、そのジャガイモを6個ほど積んで、1,2個、器からポトリとクロスの上に落とした絵が
頭から離れませんでした。是非、ジャガイモを積んでみたいと阿部さんにお話しながら
この器を購入したわけですが、阿部さんはきっと何のことかわからなかったと思います。

で、そのジャガイモを積んでみたいと話した後に、阿部さんに何を盛ったらよいですか?と
聞いてみました。そしたら、スープを入れたり・・・とおっしゃったのです。
明らかにスープを入れるには大きすぎる器です。私は、自分のことを棚に上げて、
阿部さんのスープ発言に、スープには大きすぎるでしょうと笑った悪い人間なのです。

家に帰って、早速、ジャガイモを茹でて積んでポトリと落として夕食にしたわけですが、
翌日、どうしてもスープを入れてみたくなりました。作者がスープと言ったらスープなのです。
ポトフを作り、その晩は別の皿にポトフを入れて飲みました。だって3人家族ですから、
1つしかないこの器は使えなかったのです。満を持して翌日の一人の昼飯で使うことにしました。

昨晩の冷やご飯を阿部さんの器に1/3ほど入れました。冷やご飯というのはウチには
例のごとく炊飯器がありませんので、鍋で炊いたら炊きたて以外は冷やご飯になります。
時々、家族に夕食は何が食べたい?と聞くと、温かいごはんが食べたいと言われて、
本当にウチは平成を生きているのか不安になりますが、その不安は置いておいて、
阿部さんの器にとにかく冷やご飯を盛るわけです。

その後に熱々に温めたポトフをぶっ掛けます。作者の意図と若干外れた気がしますが、
意図は置いておいて、木のスプーンを用意して、ポトフご飯を抱えて、
お気に入りのソファーに腰掛けたのです。一人なのでソファーで食べちゃいます、
誰も見てないからいいんです。

めちゃめちゃ幸せです。信じられないくらいの幸福感です。
食べているものは猫マンマに限りなく近いはずですが、器と木のスプーン、お気に入りの
ソファーでダラダラというスタイルが一人の昼ごはんを高い満足感に浸らせてくれました。

スープあり、です。阿部さん!
(猫マンマ入れてゴメンナサイ)

うどんやラーメン(下衆でスイマセン)アリですね、これ。
すっごく使いやすかったです。あと淵の仕上げがとてもよく、口当たりがいい。
おつゆごくごくイケますね。

それでですね、阿部さんの工房に作品を取りに伺ったとき、
この器を大小で見つけて、これはもしやと思ったのです。

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ホラね!!
嬉しそうに重ねていたら、阿部さんに笑われてしまいましたが、
入れ子マニアの血が騒ぎましたよ。
くぅ~、、あと1個重ねたい。
入れ子は私の中で最低5個は重ねたい。。

(大:3,600- 中:3,600- 小:2,500- 最小:2,800-)
(メールでのお問い合わせ可能です info★waza2.com ★=@)

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と言うわけで、只今、店内は阿部さんの作品、多数入荷しています。
是非、お気軽にお手にとってご覧ください。
田舎のパン屋で器を見るのも結構乙なものです。
実際に触れてみていただくのが一番嬉しいものです、私も、きっと作者さんも。

阿部さんの器は非常にお求め安い価格帯です。
ご本人もおっしゃっていましたが、日常の普通の生活の中で使っていただきたいからと
言うことでした。角さん、戸津さん、阿部さん、皆さんそうおっしゃいます。
ありがたいことです。
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by wazawazapan | 2010-12-07 10:39 | ストーリーのあるモノたち
エンドレスおでんの作り方
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えんどれす- おでん【エンドレスおでん】

[名] 毎日おでんが続くこと。おでんに終わりがないさま。
[使い方] 毎日コンビニ弁当を食べるくらいなら、エンドレスおでんの方がよっぽどいい。
[類義語]エンドレスカレー

毎年恒例、エンドレスおでんの季節がやってきた。
おでんは連続で食べていった方がおいしいと思う。出汁がどんどんよくなって
具にバリエーションが付けやすく、飽きがこない。
私達家族は毎日同じものを食べても全然OK、むしろおでんウエルカム派なので
おでんをやると決めたら、1週間くらいは連続でおでんになるのだ。

初日は下ごしらえに余念がない。3人家族とは思えない量の具材を、
同じ大きさに切りそろえ、隠し包丁を入れ、そして灰汁抜きをやる。
大根2本と人参3本は圧力鍋でまとめて下茹する。

出汁はいつもは昆布でとるのだが、昨日は昆布を切らしていた。
何となくそんな気がして、スーパーで割引になっていた天然のだしパックが
あったから買っておいたのだが、こんな日には便利でたまにはいい。

土鍋の出汁にだし汁をたっぷり作っておいしいお塩とおしょうゆでキリリと味付ける。
味醂も入れないのはおいしい野菜たちから天然のだしが出るから。スープは明日になれば
甘くなる。今日の塩はとっておき、「奥能登の塩」。やっぱりこういうおでんや
汁物の味付けには奥能登の塩が一番合う。旨い。

食べない分の材料はきれいにタッパーにつめ、熱々のだし汁を注いで
冷めたら冷蔵庫の中にスタンバイする。このときばかりはあのスカスカな冷蔵庫も
いっぱいいっぱいで満員。

おでんの具は大根、厚揚げ、こんにゃく、ジャガイモなんかが中心で、
練り製品は大味で添加物バリバリなものが多いので、普段は全く食べないのだが、
おでんにはやっぱり入れたいので吟味して少しだけ入れる。
ちくわも魚のすり身から作られたものは高級品なのでホンの少しのとっておき。

もち巾着はおいしい玄米もちを近所で作っているところがあるので、
直売所で買ってきて入れたりするんだけど、今回はスーパーで買った玄米もちを。
玄米もちは一回食べるとハマリます。家族みんな大好き。

こんにゃくもおいしいやつ。生芋こんにゃくを買ってくる。
こういうちゃんとした食材を扱っているツルヤはほんといいスーパーだと思う。

あと、今日はやらなかったけど、翌日から出てくるのが青菜。
青菜好きは前にも話したけれど、やっぱりおでんにも青菜を入れる。
蒸した青菜を最後に入れて一煮立ち。最高です。

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食べ終わったら、タッパーの具を土鍋に入れて一煮立ちさせて火を切っておく。
翌日は少しの時間、火にかければ完璧に味が染みているので、我ながらいい調理法を
考え付いたと思う。それでタッパーにもまた下ごしらえした具を入れておく。
タッパーの煮汁は時々鍋に移して新しい汁をまた注ぐ。これで1週間は安泰だ。

そうそう、薬味に柚子胡椒を作った。
キシノウエンさんのハラペーニョでこの時に青唐辛子の塩漬けを作っておいたのだが、
昨日、黄柚子を見つけたので、皮をゴリゴリと摩り下ろして先の塩漬けと混ぜ合わせた。
味見すると最高の味!昨日、買ってきた佐久の五朗兵衛米(無農薬)で作られた純米酒が
あるので、あつーいおでんと地酒で一献傾けよう。う~ん、冬が近づいてきましたねぇ。
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by wazawazapan | 2010-11-22 09:48 | パン屋の休日
マリアージュの件
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連日お伝えしている器と料理のマリアージュの件ですが・・・。
え~と、今、皆さんが感じた違和感に関して申しますと、
マリアージュって言葉を一回死ぬ前に使ってみたかっただけです、本当にごめんなさい。

で、器と料理のマリアージュの件っていうフレーズが思いついたんですけど、
それ以降が続きません。マリアってないってことでしょうか。

そもそもマリアージュという言葉が以前、巷で広まっていったのは、
ワインと料理のマリアージュという感じで、ワインと料理を合わせることを
結婚になぞらえたおフランスのお方が発祥のようです。
それでマリアージュというのを一度使ってみたかったのですが、
中々機会のないままここまできてしまい、これじゃあ一生使えなくなってしまうという
危機感でこの暴挙に出てみたのです。

ワインと言えばパン、パンと言えばワインということで例外なくウチもワインが好きです。
好きですが、知識も全くなく、本を何冊読んでも右から左で、さっぱり頭に入りません。
赤くて濃いくて、タンニン強めなのが好きですという程度で全く品種などもわからなかったので、
これはいかんということで、例のノートに飲んだワインを
記録したりしています。いつか気にも留めずマリアージュというフレーズが口をついて出ることを
期待していますが、その時にはマリアージュという言葉も使い古されていることでしょう。。

ワインはいつも楽天のお気に入りのショップでセットを購入しているのですが、
城戸ワイナリーさんのワインを飲んでみたいとネットで調べていた時に、
数年前見つけたのがみどりやさんです。
欲しかったワイングラスも多種扱っているし、いいなぁ・・・おやっ?
お米まで販売しているぞ!うぅん??ごろべい米!!
佐久じゃん!!!佐久市はうちのある東御市のお隣さんの市なんです。

驚いて、勢いで電話すると、近いのです。
着いてまたビックリします。

こんなところにワイン専門店が。しかも、ソムリエとシニアワインアドバイザーのご夫婦です。
しかも、しかも、ママ友の親戚だったりして、一瞬何が起こったのかわからなかったくらい
びっくりしたのは言うまでもありません。
お呼ばれした時はみどりやさんでワインを買ってお土産にが定番になりました。
これからもお世話になりますのでよろしくお願い致します。

以前、みどりやさんで購入したリーデルのグラスを2客とも割り、撃沈してみどりやさんへ。
グラスでワインの味が変わることを知ってしまい、数ヶ月我慢しましたが、やっぱり欲しい。
もうワイングラスのない生活は厳しくなってしまいました。

じっくり相談してテイスティング用のグラスを6客購入。や、やすい。。
これでこれからはお客様が来てもワインをグラスで飲めるってもんです。
本当はワインの種類によってグラスを変えるという上級編に突入したかったのですが、
いかんせん、しまう場所もお金もないってことで、それは将来の楽しみにとっておくことにします。
ネットで買い物も便利ですが、お店で買う醍醐味ってありますね。
こんなに親切なワイン屋さんが近くにあること、自慢したくなります。

後日、新しいグラスで試し飲み。
少なめに注げば香りも立ち、回るし、みどりやさんの仰るとおり。おいしくなりました。
ですが、口が小さめなので注ぎにくいですね、これもみどりやさんの仰るとおり!
うちの小さな食器棚にもきれいに収まり、気に入りました。
よい買い物でした。いつか大きめのボルドーのグラス買いたいものです。

で、こんな私のワイントーク、マリアりましたかね?
(あっもう意味わかんないですね、スイマセン。)

P.S
無農薬のプルーン=庭で勝手になったプルーンをたくさん頂きました。
昨日からせっせとドライプルーン作りしています。
今週末は自家製ドライプルーンのパンを限定で焼きます。
来週、再来週くらいまで出せるかどうかです。杏のようなおいしさです。
甘酸っぱいプルーンのパン、いかがでしょうか?お待ちしております。
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by wazawazapan | 2010-09-09 08:17 | パン屋のたわいもない話
あったことを淡々と述べること
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確か、暮らしの手帖の松浦弥太郎さんがエッセイと随筆の違いを述べてみなさいと、どなたかに問われた話がどこかにあったのだけど、手元にその本があるのかないのかも忘れていて調べる気も起こらない。話の続きはとてもシンプルで、随筆は事実を述べることで、エッセイはその時の感情を綴ることだったような気がするのだが、どうだっただろうか。いつの間にか私の中ではこうなっていて、ブログを書く時、自分の中でこれは随筆、これはエッセイと棲み分けするようになった。

私はおしゃべりなのだが、あまり友達がいない。話が合う人も少ないのだが、こうやって休みになっても誰かと会うということもしないし、誰かが来るわけでもない。携帯の電源も切れっぱなしで、出掛けるときもほとんど持ち歩かない。もういい加減やめてもいいと思うが、家族で出掛けて別行動した時になどとても不便に感じたりして、待ち合わせって言葉がもう古くなってしまったことに気づく。

自分から人に連絡を取ることはまずないので、ごく稀に連絡をくれる友達のみが残っている。私などのことをきにかけてくれるのだから感謝しなければいけない。人が来て話すことはもちろん好きだし、楽しいのだが、家で一人でもぞもぞと遊んだり、気の向くまま遊びに出掛けたり、出掛けた先で偶然人と会ったり、そんなのがちょうどいい。

そして、行けば誰かがいるという場所はとても好き。行きたい時に行って、何故か誰かに会えるところ。昔はクラブ、今はう~ん、どこだろ?(笑)そう、ブログ!ブログ!勝手に好き勝手しゃべってると時々人が来てくれる。あっ、行っても誰もいないこともあるよね。。まぁ一人で飲むのもいいもんだよ。って飲んじゃった。。とにかく、そういうのが好きだなぁ。だから、続けているんだと思う。

で、これは随筆?エッセイ?どっち?
・・・何にも考えてなかった。。

昨日のオレキエッテはこうなった。おいしかったけど、ちょっと大きかったな。
今度はもう少し小さく作ろう。それから卵なしの生地で作ったけど、パスタっぽさが足りないね。
次回は卵入り、小さめでつくろっと。

そういえば、私がパン作りにハマルずっと前、東京でDJやってた時によくうどんを打った。NHKの今日の料理が大好きでうどん打ちを見た翌日、アメリカ人の友達が遊びに来たので、自分が打ちたかっただけなんだけど、Japanese pastaだって適当なこと言って、よしっみんなでUDON打とうぜ!let's enjoy!みたいな。それが不味くてねぇ、日本の文化台無しにして、それから悔しくてよく打った。次に遊びに来た時もう一回打とうよ!って言ったら、やめようよ。。って言われたなぁ…。

それから粉で何かを作ることに徐々に夢中になって、パンを作るようになって、今に至る。昨日、作ったことのないオレキエッテを作ることで、そういう粉を触りながらワクワク楽しい気持ちが沸いてきて、これが原点だなぁと感慨深かった。

さて、今日は何しようか?
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by wazawazapan | 2010-08-12 15:07 | パン屋のたわいもない話