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さよなら今年
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(地元の消防団の夜警の差し入れに焼いた30cmピザ×2枚を夫に持たせる)

今年のパン屋の総括を言葉に表してみようと、PCに向かってみるものの、
うまく言葉が出てこない。今年はどうのこうのということよりも、
今は来年に気持ちが既にいってしまっていて振り返れない、イヤ、自分の中で
散々振り返ってしまってもう言葉にすると古びてしまうのだ。
この12月に何度か反省文を書きためていたのだけれど、公開するには忍びないほどの
駄文で枯れていてどうしようもない。1年を振り返ると多すぎるほどの出来事が
頭の中を走り去り、やはりその中でも父の死のインパクトが強く、昨日の投稿となった。

ただ一つ。

パンを買いに来てくださったお客様、通販をご利用してくださった皆様、
コメントを下さった皆様、毎日ブログを覗きに来てくださった皆様、
支えてくれた家族のみんな、本当にありがとうございました!

皆様のお陰で今年もパンを焼くことができました。
感謝の気持ちを忘れずにこれからもおいしいパン作り、
楽しい店作りにまい進していきたいと思います。

未熟な私を支えてくださった皆様に絶え間ない感謝をおくり、
今年最後のブログとさせていただきます。

本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします!

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(1時間後、足りないと嬉しい電話がかかってきて1枚追加する、wazaara お届け!みたいな。)


ピザ生地覚書き
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by wazawazapan | 2010-12-30 09:11 | パン屋のたわいもない話
赤いオーバー
狭い玄関を順番に出るために大人が列をつくって待っている。
よくある集合住宅団地の重い鉄の扉を、ギィーガチャンと手でハンドルをギュッと押し込みながら
カチッというまで閉める。玄関を出たところで思いのほか寒い北風に驚いて、
手に持っていた赤いダッフルコートに腕を通していると、「赤いオーバー久しぶりだな。」と、
父がポツリと言った。赤いダッフルコートを着て実家に帰ったこともなかったし、
後にも先にも赤いコートなど買った覚えもない。「そう?」と気のない返事をすると、
「うん、久しぶりだ。」と父がうつむき加減に静かに言った。

多分、最後の会話はそれだったと思う。
前の晩はいつもどおり散々ケンカをして、話すのも嫌だったし顔も見たくもなかったから、
そんな話をされても何かを思い出そうとして、話を膨らまそうとも思わなかった。
お互い謝る気も更々なく、今度帰って来た時には時間が解決しているはずだと思っていた。
その1ヶ月後に訃報を受けるとは、あの時誰が想像しただろうか。
多分、父も1ヶ月後、自分の人生にピリオドが打たれるなどと、思いも寄らなかっただろう。

実家を兄と整理していた時に色々なモノが出てきて、段々記憶を辿るような作業に
楽しみを見出した。亡くなってから過ぎた1ヶ月という時間は心の傷を癒し、
思い出を遡って楽しむ作業に終始できた。父は物書きの習性で、自分の身の回りに
起きたことを事細かにあらゆる物に書きつけていた。
一人でいるのが当たり前の人だったから、何かを書くことがおしゃべりだったのかもしれない。
そういう意味では相当のおしゃべりだな。普通、死人はこんなに話さない。

死ぬ間際に起きた体調の変化、吸ったタバコの数、手紙の下書き、何でも書いてあった。
この体調の悪い最中ゴルフに行くか否か。これがカレンダーの切れ端に書いてあったのを
兄と見つけた時には、お父さんアホだな、と腹を抱えて笑ったのだった。

アルバムのページを懐かしんでめくっていると、確かに赤いオーバーを着た
4,5歳の私が微笑んでいる写真があった。「あぁ、着てた。これ、好きだった。」
いろんなことが突然フラッシュバックして何か泣けてきた。
そんなことあの時思い出して、言ったのか、何だよ。
そのページの黄ばんだセロファンをそっと剥がして、写真を取ろうとしたのだが、
糊が経年してベタベタにくっついて取れない。恐る恐る時間をかけて引き剥がしながら、
綺麗に1枚の写真を取ることに成功する。あといくつかの写真を同じように剥がして
ノートに挟んで持って帰ったのだった。

おととし、ヤフーオークションで競り落としたGLOVERALLの赤いダッフルコートは、
(着用回数10回未満)なんて書いてあったのに、じぇぇえええったい、嘘だろ?
どう見ても7,8年着てるでしょ、くらいの着古した経年感で、今年クリーニングに出したら
かなり生地が薄くなってしまって、スーパーと送り迎えくらいにしか着て行けないよと
いう感じになってしまった。だけど、よく考えたら、スーパーと送り迎えくらいしか
出掛けないんだよなぁと、まだまだ着れそうな気がしてきて、悪くないかもしれない。

北風が強くなって新しいコートが欲しくなって買い物に出掛けた。
欲しいものは高すぎて手が出ない、安いものは貧弱で手に取る気もしない。
ちょうどいいものが見つからない。結局、家族分の新しい靴下と目覚まし時計千円を
買って帰ってきた。今度、東京に行ったらコートを買ってこようと思ったけど、
気の早い服屋ときたら、どうせ真冬にもう春物が並んでいるに違いない。
おしゃれは我慢だと!知るか、そんなこと。来年だ、来年また考えよう。
今度は黒いコートが欲しい。赤いコートは今のがダメになったらまたいつか買おうと思う。
冬になってまた父のことを思い出すために。
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by wazawazapan | 2010-12-29 14:05 | パン屋のたわいもない話
けーき、おいしかったよ。
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34歳、大人になったと言っても、60オーバーの諸先輩方に比べたらやっぱりまだまだ子供です。
久しぶりに焼いたケーキですから、やっぱりデコレーションはやってみたいと思うわけです。
4歳の娘はそりゃあもうクリームを絞りたい年頃ですから、私としてはその気持ちを
重々承知した上で、スポンジケーキの切れ端をマフィン型でくり貫いて
小さなスポンジケーキを用意し、あなたはコレ、わたしはコレとやる予定でいました。

小さなスポンジケーキのデコレーションを満喫した娘に、満を持して言いました。
「じゃあかーかの番ね。」大きなケーキのデコレーションに取り掛かろうとすると、
「練習終わったから、おっきいのを次やるね!」
「……。」

そりゃあいい大人です、一生懸命、我慢しました。周りのクリームだけ塗って娘にバトンタッチです。
結局、親ばかです。しっかり上手にやりきった姿を見て楽しくなっちゃいました。
あと何年か、飽きるまでこりゃあデコレーションはお預けですね。
パン屋の片手間にケーキを焼いただけの小さなクリスマス、
家族みんな満足してくれたようです。
ありがとう。今年もお疲れ様でした。
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by wazawazapan | 2010-12-27 21:33 | パン屋の休日
夜明けメリクリ
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雪が少し降りました。寒いです。
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凍ってます。

メリークリスマスですね。
いつもと変わらず、お店でお待ちしております。
気をつけてお越しください。道路に少し雪があります。

こんなことをしてる場合じゃない、パン焼かなきゃ。
あんまり日の出がきれいだったから、おすそ分けです。
コメントお返事後ほどいたします。いつもありがとうございますっ!^^
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by wazawazapan | 2010-12-25 07:24 | パン屋のたわいもない話
見た目も大事な時、あります。
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これが、
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こうなっちゃって、
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これなの。

*欅(ケヤキ)のうるし盆
24cm 5250-/ 27cm 6825- / 30cm 8400-(こちらを撮影で使用)
小田原の職人さんが一つ一つろくろを挽いて形を作り、塗師屋さんが8回漆を重ねています。

ウチにはお盆がないので、スチール皿を盆代わりに使っていますが、
もういい加減、病院の食事みたいで嫌になってます。
これはうちが買います、売れなくて全然いいです。・・・あぅ、でもやっぱり売れたらいいなぁ。

ずっと探してたのですが、やっと自分で買う決心がついたので、最近入荷しました。
注文したらこれから漆を塗りますのでと1ヶ月ほど待たされたのです。
なんかその時間がよかったです、今からうるしを塗りますのでっていいなぁ、それで1ヶ月ですもん。
私のために漆を塗ってくれたようで本当に届いた時、嬉しかったんです。

大根あるからいいかなぁって、大根ばっかり食べてます。。
池波正太郎「剣客商売」の大二郎の食卓みたいで、いい感じの地味な食事です。
これに湯豆腐と純米酒でもつけば…ご馳走ですなぁ。
それに刺身でもついたら…宴会ですなぁ。。あぁ、いいなぁ。。

器もとてもいいです、お茶碗=戸津さん、小鉢=阿部さん、中鉢=角さん。
わざわざオールスターズですね。

PS
明日から今年最後のお店です。先週はたくさんのご来店ありがとうございました。
また、セール商品追加してお待ちしております!
シュトーレンの発送もラストです。今日から順に発送いたします。大変お待たせいたしました。
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by wazawazapan | 2010-12-23 07:37 | ストーリーのあるモノたち
3色弁当
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子「うわぁ~おいしそ~~!!」
夫「おいしそうだねぇ。」
このお弁当をつめている時に聞こえた家族の声でした。
…わたしは、わたしは、こんな家族を持ってほんとうに幸せです、うっ…ウッ…(涙)

でも、よーく見て、大根しか入ってないから。
うん、…彩りはいいよね。

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今朝、お弁当をつめていると、
娘が「昨日と同じじゃん。」と吐き捨てるように言い放ちました。
「ちがうもん、ちがうもん、卵焼きはいったもん。」
「それ以外、全部同じじゃん。」

…昨日はかわいかったなぁ…今日は別人だなぁ…

大根葉は毎日、炒め煮にしてます。
3,4本分の大根の葉をまとめて炒めて容器に入れて保存してますが、
1日で食べ終わってしまいます。おとといからもう8本分くらいの大根葉を炒め煮に。
2日目はラー油を入れてピリ辛にしました。好評です。
だから上記のお弁当、実は大根葉の味、違うんです。
残りは干してフリカケにでもすることにします。
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by wazawazapan | 2010-12-22 08:28 | パン屋のたわいもない話
daikon fever.
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昨日の大根を洗ったらこんなになったんです。
洗うだけで1時間ほどかかって、こういう作業を農家さんは毎日していらっしゃるんだなと
思ったら、涙が出てきそうになりましたが、ぐっと堪えました。

それで、大根にまつわる話を考えながら洗ってたんですけど、
大根役者とか大根足とかそんなことしか思いつかず、部屋に戻って、
大根ってあんまりいい意味で使われてないのはどうしてだろうと調べてみたら、
数十分経過していて、あぁ、私はこの貴重な時間をさらに大根に費やしてしまうのだ、
と慌ててブラウザの小窓を閉じました。

結局、なぜ世間的に大根が卑下されてしまうのかはよくわからなかったのですが、
たわしで泥を落としながら水で洗い流すと、それはそれは真っ白な大根が目に眩しくて、
この際、大根足って言われてもよしとしようと思いました。大根足はきれいです。
これだけの大根を洗った私が言うのですから、間違いありません。
みんな、大丈夫!自信もって!Yes,we can!

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こないだの柿の要領で干していったのですが、お正月のしめ縄のように、
竹がしなってしまいます。縁側に出た途端、頭に大根が落ちてきて死傷なんていう
ニュースはまっぴらごめんです。
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それで、残りはこんな感じ干してみました。この子達はたくあんになるんです。
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ハイ、これなーんだ?
ご存知、正解は大根です。恒例のシルエットクイズですよ。
干し柿は無事完成して、藁にくるまって眠っていますが、時々起こして食べてしまいます。
来年のパンの材料になるかどうかのところです、どうしようかな。
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随分たくさん干した気がしましたが、それでもまだこんなにあるんです。
長くなるので写真を小さくします。
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とりあえず葉を落としてみます。
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やっと家の中に入れました。お帰りなさい。
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色々考えてこんな風にカットしてみました。
浅漬け2種、漬物1種、今晩のおかずはふろふき大根に決まりです。
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漬物はお砂糖を使わず甘い漬物を作りたいと思ったので、こちらを参考にして、
べったら漬けを作ってみることにしました。
塩分はしょっぱいのが苦手なので5%に減らして下漬けしましたが、どうなることでしょう。
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しばらくの間、おやすみなさい。続きは来週になると思います。
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浅漬けはさっぱりしょうゆ漬けと梅酢漬けです。
これはずっとウチの定番なのでおいしいに決まっています。
(どちらも塩をまぶして置いておいて、水が上がってきた後に、水を抜いて自家製梅酢をドボドボ&
 おいしいお酢とおいしいしょうゆをドボドボ入れて置いておくだけ。勝手にできます。)

あと少し残った大根はとりあえず新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れました。
大根葉の処理が残っていますが、少々疲れました。お迎えから帰ってきたらやりましょうね。
大根を頂いたお礼はやはりパンでお返ししようと思います。
田舎暮らしならではの豪快なおすそ分けに感謝しなければなりません。
ありがとうございます、ありがとうございます。
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by wazawazapan | 2010-12-21 07:58 | パン屋のたわいもない話
心の栄養だと言うから嬉しいじゃない。
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(向かいの畑の大根を頂きました。…ま、マジ、う、嬉しいッス!今ザッと泥を落としたところ。
今日は一日大根仕事になりました。…じぇんじぇん、休めない。。。うん、でも嬉しい!)

何度も何度も話したけれど、暮しの手帖という雑誌が大好きだ。
近くのスーパーに買い物に行った時、毎号毎号、発売日になると大体直感が働いて
「今日出てそう」みたいな感じで、雑誌コーナーに寄ると、大抵「本日発売」という
看板が出ていて、買ってくる。

買い続けているのでいい加減、定期購読にしようと思うのだけれど、
何となくこの直感との一致を楽しんでいて、なかなか思い腰があがらない。
ホント、ぴったし発売日に大体買えるんだよなぁ、不思議だなぁ。

この雑誌は昭和23年9月に大橋鎭子さんと故花森安治さんを中心として、
健康をささえる「食」と、家庭を守る「住」をとり入れ全く広告を入れない
スタイルで発刊された雑誌です。最近、大橋鎭子さんの著書「暮しの手帖」とわたしが
発刊され(わざわざでも取り扱っています)、暮らしの手帖の今までの経緯を知り
ますます好きになりました。

大橋さんは90歳を過ぎた今も毎日暮しの手帖社に出社されています。
素晴らしい尊敬すべき方です。私は90まではパン屋、やれません。YUSHIさんは
80過ぎてもはYUSHI CAFEやるって言ってましたが、私はどうでしょう。
60までは必ずやります。あとはそれから考えます。60で引退しちゃったら80まで20年あるな。
何しよっかなぁー。暇そうだなぁ、やっぱパン屋やるかぁ・・・。。。
あぁ、話が相変わらずそれます、すいません。

まぁとにかく、60年も変わらず作り続けられるものが、私のような新しい読者
(もう何年も購読してますが、実に新しい読者と言えます)にも読まれ、
時代を経てもちっとも古びない、そんな雑誌ってどんなだろうといつも驚くばかりです。

そう、今、いいこと書きました、私。
暮しの手帖はちっとも古びない。何年か前の暮しの手帖を開いてみても古さを微塵も
感じません。生活に則したきちんとした情報をきちんと考察して掲載するのでしょう。
使い捨ての情報がないので、繰り返し読んで楽しめる雑誌です。

(ただ、万人向けであることは間違いありませんので、私のような偏屈には
 少々情報がチープすぎることもあります。たとえば西洋医療に傾いた
 病気直しの情報なんかは本当に嫌気がさす時があります、が、ご愛嬌です。
 概ねよければいいじゃないの、例のいい加減気質です。)

私がこの雑誌の中で特に好きなページは真ん中から後ろの方のモノクロのページです。
お風呂に入ってサラサラッと前半を読み流して、後半を毎日少しづつ読んで堪能します。
「すてきなあなたに」や「パリで大さじ小さじ」なんて大好きです。
建築家や作家さん、様々な職業の方が書く随筆やエッセイが大好きです。
私は、何かをしていないと死んでしまうような落ち着きのない人間ですので、
せめて読書くらいは何も考えない息抜きになるものをと選ぶこの頃ですが、
そんな気分にぴったりのほっこりした読み物が選りすぐられています。

昔の暮しの手帖では川端康成や三島由紀夫も書いていたそうです。
三島さんが暮らしの手帖なんて本当に驚きです。三島さんの本はほとんど読んでいますが、
暮しの手帖とどうしてもマッチングしません。今度、骨董市にいったら暮らしの手帖を
買い漁ってみたいです。よく骨董市で出ているのをみますが、今まで手にしませんでした。
川端さんや三島さん、それからあの人も書いてるって…あぁ…出てこない、煩わしい。

それで、今号の寒河江千代さんの「パリで大さじ小さじ」を読んでいると、
ボジョレーヌーボーの話からワインの酸化防止剤の話が書いてありました。
私は今年ヌーボーは飲んでいないのですが、赤ワインの酸化防止剤が最近やっぱり
気になっていたのです。質の悪い赤ワインを飲むと翌日よく頭痛になりました。
それが一時期気になって酸化防止剤の入っていないオーガニックなワインを飲むことに
決めようかと思ったのですが、それがたまたま美味しくなかったのです。

それを例のみどりやさんに聞いたことがあって、やっぱりワインの酸化は
かなり味に影響を及ぼすということなどを知り、セレクトしてくれる人を選べば、
ある程度のものであれば、頭痛になることもなく、それほど入ってないんじゃないか
という気がしてきて、あんまり気にしなくなっていたのです。

ところが、です。
去年日本酒に開眼したわけですが、ご存知の通り、純米酒しか飲まないのですが、
それが色々理由があります。醸造アルコールです。大吟醸だとか山廃だとか
よくわからないのですが、原材料に醸造アルコールが入っているのを飲むと
必ず吐いちゃうんですね。大体不味くて気分が悪くなって裏を見ると入ってる。
醸造アルコールを入れればそりゃあ早くできますよね。
米がアルコール発酵するのなんて待てないんでしょう。
私のここ数年の食生活が功を奏して、米・米麹のみから作られた日本酒しか
受け付けない人間センサーになったというわけです。

最近、頭痛が酷くて、もしかしたら亜硫酸塩か!(酸化防止剤)なんて思っていたので
寒河江さんの話はピンときました。今あるワインが飲み終わったら酸化防止剤無添加で
おいしいワインを探してみたいと思います。

(高校生の頃から酷い頭痛持ちでしたが、現在の食生活の改善により完治に至って
 いました。それが最近また出てきたので、古い毒が出てきたなと思ってましたが、
 もしかしたらと感じました。頭痛に関しては色々な原因があり、いつもmy主治医=
 東洋医学を取り入れたマッサージをしてくれる彼女に言われるのは、考えすぎて
 頭が疲れている、です。でも、私、思考を止めることができません。
 何も考えていない時間なんて考えられないのですが、皆さんはどうですか?
 わぉっ!もしかしたらコレが禅を始めるタイミング!なんてそんなわけないか。
 無にはなれないわ、私。雑念まるけの人間ですもの。)

先日、幕内秀夫さんの粗食関係の本を多数入荷したのですが、
恥ずかしながら、幕内さんの著書を読んだことがありませんでした。
ただ粗食のスタイルがウチと極めて近い感じがしたので、選んでみたのですが、
やはり直感あたりです。とてもよい本でした。

どの辺りがよかったかというと「ちょうどよい」のです。
バランス感覚が優れています。やりすぎもなく足らない感じもなく、
いい加減でちょうどいいです。いい加減な私にぴったりでした。

で、お酒の話です。

「人というのはやっかいな動物です。子どもの頃はからだに栄養が満たされていれば十分
なのですが、成長するしたがって心にも栄養を欲するようになります。心の栄養になるもの
はたくさんあり、三大栄養源はアルコール、たばこ、砂糖です。ほとんどの人はこれを
欲していて、逆に三つとも好きという人はめったにいないものです。」
(幕内秀夫:粗食のすすめ秋のレシピより)

これは私、嬉しかったです。
私は甘いものやタバコはやりませんが、お酒が好きです。心の栄養というのは
本当にその通りで、疲れてくるとお酒を飲んでリラックスする時間がたまらなく
恋しくなります。若い頃のようにたくさん飲むわけではなく、好きな読書をしながら
映画を見ながらやる風呂上りの一杯は最高です。
まさに心の栄養というのはピッタリな表現で、酒に逃げてるんじゃない、
栄養を補給してるんだ!と酒飲みの背中をギュッと押してくれる力強い言葉です。

かといって、飲みすぎはいけません。
もちろん、質のよい酒を適量というのが栄養の範囲です。

そのお酒の選び方はこの本を読んで頂くこととして(わざわざで取り扱いあり、営業)、
ワインの亜硫酸塩(酸化防止剤)のことも言及してあったのです。

寒河江さんと幕内さんに教えて頂きました。
私、ワインはやっぱりオーガニックに移行することをここに宣言いたします。

注:
オーガニックワイン=酸化防止剤無添加ではありません。
有機栽培で作られたブドウから作られたワインがオーガニックワインで、
酸化防止剤無添加のワインが全てオーガニックというわけではありません。
どっちも兼ね備えておいしいって本当に探すの大変そうですが、
この「探す道のり」がたまらなく楽しいんですよねぇ。新しい楽しみ、みっ~け!!

以前も書きましたが、おいしいの基準は人それぞれ。
私は最近、お酒のおいしさを疲れを癒してくれるリラックスの時間と
体液と同化するような優しい飲み心地に求めています。
純米酒とオーガニックな酸化防止剤無添加ワインと、
あと地ビールをちょびちょび楽しむことにしたいと思います。
(何か、純米酒の比率あがりそうだ~、おいしい純米酒はこの辺りうじゃうじゃありますもん)

あぁ、結局お酒の話になっちゃった…。
暮らしの手帖へのオマージュのはずだったのにぃ~。

後日談;
早速、酸化防止剤無添加のワインを買ってきてみました。
お、おいしくないよぉー。色が完全に酸化しちゃってた。こりゃあ前途多難ですよ。
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by wazawazapan | 2010-12-20 10:01 | パン屋のたわいもない話
歳末saleへのお誘いです。
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さぁ、今週からわざわざでは年末までの営業日4日間セールが始まります。
今回のセール商品の一部です。(上記写真、本を除く全てがセール対象品)
いつもと違って全ての雑貨が対象ではありませんが、今回は値引率がいい!
わざわざさん、年内でスッキリしたい気持ち満々で、
買って帰ってくださる値付けをしたと自負しております。
20~80%off、30~50%offが最多価格帯。
この際に是非お越しをお待ちしておりますっ!
年末までアトリエノマドさんがおいしい野菜を運んでくださっています。
そしてパンもどうかついでに…。
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by wazawazapan | 2010-12-16 14:53 | わざわざからお知らせ
No.2
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(昨日に続き友人連絡:携帯解約しました、週末は店にいます。)

あれから焼いた2回目は失敗した。ゆるみ気味な生地でギリギリまで1次発酵させてしまった。
欲張ってしまい反省。バヌトンにくっついて離れなくなって、しょうがないから適当に
クープを入れて焼いた。香り・味ともに前回の方が断然よかった。
あのカラメル香が忘れられない。もう原因はわかってるから、また来週つくろっと。
前向きな失敗の時ははやく焼きたくてしょうがなくなる。
訳のわからない失敗の時はもうどうでもよくなる。忘れちゃえ。

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今までのパンとの大きな違いはこの荒々しい内相。小麦粉の細部にわたるまで
水分がきちんといきわたっているような弾力がいい。完成形はもっと荒くしたいと思ってる。
内相は今回の方がよかったんだけど、前回の方がずっと味・香りが上。
だから内部のようすばっかりじゃなくて、やっぱりきちんとした発酵や焼成ができたのがおいしい。
ちゃんと美味しいパンを目指して焼かなければならない。

最終的に地粉をMIXしてやる。製法を変えたからいけるんじゃないかな。
なんて軽いこと言ってるけど、どうかな、また後ろからガツンってやられそうな気も…。

PS
店内雑貨セールのお知らせ(、って追伸でいいのか?)
歳末在庫処分で今週末から12月いっぱい在庫品を50%OFFまでします。
対象商品は鍋・カトラリー・籠・入れ物・財布・WECK・ガラスコップなど。
どうぞ、みなさんお目当てのものお見逃しなく。

PSのPS
人気の白雪ふきんの新柄や拭き漆のお盆など入荷してます。
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by wazawazapan | 2010-12-15 08:29 | パン考