うつわWEEK
f0203920_8402746.jpg
今日は、来週の水曜日まで開催されている作品展の中で、
私が一番気に入っている阿部春弥さんの作品をしつこいほど紹介してみます。

阿部さんの作品は、青みがかった清涼感のある白磁が好きで取り扱っています。
阿部さんは29歳の若手作家ですが、ホントデキタ青年でして、私が29の時にやってたことを
思い出して話しながら回想して真っ赤になってしまうような。。
2人のお子さんを抱えたお父さんで作品作りに取り組む姿は、ほんと、尊敬しています。
阿部さんも器がホント好きで、まぁ毎回話してる内容は器オタクそのもので、
このあのあれがいいとか、器を見ながらニヤニヤして気持ち悪い感じでコアな話してます…

先日伺ったときに、17・18世記くらいのヨーロッパのピッチャーの写しがあったんですが、
今までと作風がガラリと変わった感じがして、とても驚きトキメキました。
これまではどちらかと言うと李朝とか、江戸とかそういうのだったんですが、
17,18世記ヨーロッパきましたか!という感じでそっちキマシタか!とかなり興奮したんです。
あのピッチャー欲しいなぁ。。こういうこと言うと失礼かもしれませんが、
これからずっと作品を追っていきたい作家の1人です。

さて話を戻しますと、こちらの作品はご覧の通りリムに鎬が入っている中深皿なのですが
26.5cmあります。リムが入っているお皿は、余白が自然にできるのでとても盛り付けやすく、
盛り付けの腕がない人でも、ハタマタ料理の腕のない方でも、簡単にお洒落に盛れます。

7寸皿というのは22cmなのですが、世の中に出回っている大抵の一人前の皿というのは
7寸ですが、私は8寸のリム付きをお勧めしたいですね。
何にも考えず目一杯お皿に料理を盛っても、余白が自然にできますので、
誰でも簡単にとにかくおいしそうに盛れます。

白の美しい皿は暖かい家庭には必要不可欠なものです。断言できます。
世で食育なんて言葉を軽々しく目にしますがね、私、農業、健康、器、そういうもんひっくるめて
食育なら理解できますがね。。美しい器に心を込めて作られた新鮮な農作物を、
シンプルに調理して、尚且つ、健康に留意して食べ過ぎず、
感謝の気持ちを込めて頂きます、ですよ、ハイ。

f0203920_8404226.jpg
これは上記の同タイプの小さいサイズ。ご覧の通り、桃切っただけでなーんもしてません。
何か洒落ておいしそうに見えませんか?これが器の威力です。

かの魯山人は皿で料理は完成すると、自分で器を作りました。
料理人がその辺にある皿に盛り付けることが信じられないと、料理・皿・建築全てに
自分の目を通した星岡茶寮を作りました。
私、あの人あんまり好きじゃないんですけどね。本は好きで時々読みます。
こいつは近くにいたら嫌な親父だなぁと思いながら、尚、読み進めてしまいます。
自分の美意識を貫いてやり通した点や考え方は一々正論で納得できますけど、
横暴で傲慢で自分が一番正しいと思っている自信家な部分が鼻につく。でも気になる。。
でもああいう親父は大嫌い。でも気になる・・・・
自分は絶対ああいう風にはなりたくない。でもでも何か気になるんだよなぁ。。
多分影響されてます。。←じぇえぇえぇええっぇぇったい好きって言わない!(笑)


・・・・・コンチクショウ、魯山人、大好きだぜ!(言ったった・・・)
[PR]
by wazawazapan | 2011-10-02 15:40 | パン屋のたわいもない話


<< photo1 ご結婚、おめでとうございます。 >>