御牧原
f0203920_17341169.jpg

去年、兄がウチに遊びに来た時「ブログを見て山の上ってどんなところかと
思っていたけれど、山の上に台地が続いていて非常に珍しい地形の場所だね。」と言いました。
山の上、山の上ってここで話していたけれど、そう言えば、御牧原はなるほど、
かなり特殊な地形をしています。皆さんの想像する山の上とギャップがあることでしょう。

移り住んで永住を決めた方が口々に様々な形容をします。
イタリアのトスカーナみたいだとか、フランスの片田舎のようなとか、です。
行ったことないので真偽はわかりかねますが、当らずとも遠からず、そんな感じがします。

穏やかな起伏の上に続く一本の道、そして、そこから派生していく無数のくねくね道。
牧場が数件あり、牧草がそこかしこで栽培され、夏には緑の絨毯が鮮やかです。
また秋には黄金色の小麦が目に眩しく、りんごなどの果樹が花を添えます。
貯水のためのため池が至るところに点在していて、湖のような気もします。
私達も初めてドライブした時に、まるで日本ではないような、まるで異国のような、
この景色に心を奪われて永住を決意したのです。

今日は少し御牧原をご紹介してみたいと思います。

御牧原台地は小諸市、東御市(旧北御牧村)、佐久市(旧望月町、旧浅科町)の
3つの市にまたがる山の上の台地です。山の上が広域に台地となっているのが最大の特徴です。
緩やかな起伏はあるというもの、果てしなく青空や台地が続いていく様子は他になく、
訪れる人の心をギュッと掴むような魅力ある土地です。

山の麓は3つの川(千曲川・角間川・布施川)で囲まれています。
様々な方向から台地に上ることができ、山の上に生活してしていると
近隣地区に全て車で15分ほどでアクセスすることができ、意外と便利な地域です。

御牧原は、江戸時代に天皇へ献上する馬を生産する地区として発展してきました。
それで「御(おん=天皇)牧(まき)原(はら)」で「みまきはら」となったそうです。
下から登る人たちは牧場を営む人たちで、古くから生活している人はその子孫となります。
山の上ですから風が強く、古くに登ってきた方々は沢や山際に風をよけるように住んでいました。
新しい家は私達のように台地の真ん中に建ってたりします。

先日、御牧原のこれからを考える会に誘われるままに伺うと、可愛い子がお出迎えです。
茶房 読書の森」のノンちゃんです。

御牧原は前述の通り、3市にまたがる区域ですが、行政区分が分かれてしまうために、
その区分どおりに人の縁も途切れているような状態です。
それを憂いだ読書の森さんと多津衛民芸館さんが発起人となり、御牧原の今後を考える
素晴らしい会を催してくださいました。小諸市の議員さんも入り混じり
コーヒー片手にざっくばらんにお話が始まりました。
こんな若造を誘ってくださった読書の森さんに感謝が募るばかりです。

せっかくの会ですから私もがんばって発言です。こういった年長者の集まる会でこそ、
私のような若輩者の意見を率直に話し、ご意見を伺いたいという気持ちでした。
地図のお話と御牧原のこれからの農業について話してみると、
皆さんが非常に温かい気持ちで受け入れてくださり、本当に嬉しかったです。

皆さんにここで話していた地図の話、あまりに規模が大きくなって自分の中で
うまく消化できず頓挫していましたが、御牧の皆さんたちと一緒に作っていくこと
ができるかもしれません。ますます時間はかかることになるかもしれませんが、
これからも地図のこと、御牧のこと、考えながら頑張りたいと思います。

そんなことで何だか今日は新しい気持ちです。
初めて出会った方々が、口々に御牧原の景色を誉め、愛し、
同じ気持ちを共有して私達は台地に暮しているんだと、温かい気持ちでいっぱいです。
これからますます地域の方と親睦を深め、協力し合うことが必要だと痛感しました。
いい一日でした。

以上、1/25に書きました。
[PR]
by wazawazapan | 2011-01-31 08:11 | パン屋のたわいもない話


<< 深夜番組でダラダラ通販やってる... 土曜日はリラックス >>