娘の発熱 その3
シュトーレンだの、発熱だの、順番コにパン屋のよた話につき合わせてスイマセン。

今日で熱トーク終わらせます!・・・(予定)。

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37度後半の熱のある子供は元気だ。大人だったら少しダルさを感じ、寝ているだろうけれど、
少し調子の良くなった子供というのは起きて遊びたがるものなのだ。

パスタ鍋に湯をはり、座卓に折り紙やら絵本やらお絵かきの道具を与える。
座卓に小さな椅子を配置し座らせながら、娘に足浴をさせると、
気持ちがいいのと楽しいのでどんどんご機嫌になった。
ぬるくなるとお湯を足し、繰り返して1時間弱遊んだら、満足してくれた。
鼻の頭に汗をかいている、しっかりと体が温まったようだった。
熱を測ると38度。1時間遊んでこれくらいしか上がっていないなら大満足。
うんち、うんち、出ないなかなぁ。

お腹がすいたというので、おやつにりんごジュースの葛練りを作る。
それから梅醤番茶。梅醤番茶は娘の大好物。具合が悪いと必ずリクエストされる。

りんごジュースの葛練り:

お鍋にりんごジュース(100%。濃縮還元でないもの)と本くず粉を入れ、よくかき混ぜる。
火にかけ、絶えずかき混ぜる。透明になってトロトロまたはぽってりと固めになればできあがり。
りんご、葛とも整腸効果がある。葛は体をあたためる。
時間があればりんごをすりおろしたものでやると尚よい。

梅醤番茶:

カップに摩り下ろしたしょうが適量、梅干、醤油(天然のもの)を入れ、温かい番茶(鍋で
煮出したもの)を注ぐ。具合の悪い時に万能の飲み物。胃もたれ、風邪のひきはじめ、
熱、気分が何となく優れない時や冷えた時には、「梅醤飲んどく?」みたいな感じでウチは愛用。
ただ、醤油を入れると作用が強くなるため、子供は控えめに。それから毎回毎回これを飲むと
体が慣れてしまうので、やっぱりほどほど、適度に。

番茶の入れ方:

鍋に番茶、水を入れ、沸騰したら弱火で10分~15分煮出す。
おいしい番茶は本当においしいです。甘みがあり、好きです。

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そろそろ寝させたいけど、やはり3歳児は眠れない。
遊びたくって仕方がないというので、布団をテレビの前にしいて2人で横になって
映画ディープブルーを見た。楽しかったな。

熱が37度~38度を行ったり来たりしているのでお風呂に入れて、
1時間くらい半身浴する。半身浴をしながら絵本を読んであげたが、
途中で今日は疲れるから本はもういいと言われた。やはり熱があるので
体力を消耗しているようだった。

そして、軽く夕飯に日中作ったしいたけスープのあまりに葱を刻んで入れ、
うどんを少し入れたものを食べさせ、寝かせる。
もちろん下半身に重ね着を忘れず。寝る時にはもう37度前半まで下がっていた。

葱:

葱や生姜は体を温める筆頭野菜です。
風邪や冷えにはよく効きます。寒くなると料理に生姜や葱を使うことを意識的に多くしたり。
身近にある素晴らしい食材だと思います。

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夜中に泣きながら起きて「うんち~!」
きました、きました。いっぱい出て、後は朝までぐっすり眠る。
朝検温すると、熱は平熱。その後は熱が上がることもなく元通り、すっかり元気になりました。

皆さん、本当にご心配お掛けしました。ありがとうございました。

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「体を温める」このことに関してはたくさんの本を読みました。

陰陽。
マクロビオティックやその他多数の本で知った言葉です。光があれば影があるように
全ての物事には陰陽が必ずあります。食事や体に対しても陰陽があり、それを知ることで
日常の生活に活かすことができます。

例えば熱い夏に食べる夏野菜のトマトやきゅうりは、体を冷やす性質があります。
暑い夏に食べれば、水分補給ができたり、火照った体を冷やしたり、
とてもよい作用を体に及ぼします。冬に取れた根菜類たちは体を温める作用があります。
冷えた体を芯から温めます。
季節の恵みをその季節に頂くことで、自然に、体にやさしいものを食べることができるのです。

ブラジルなどの南米で取れたコーヒーや南国のフルーツは体を冷やします。
採取した土地土地の気候と植物は密接な関係にあり、近くのものを食べるということは、
体にとっても、またとてもよいことです。

調理法も関係します。
トマトを冷やして食べることより、トマトスープやソースにして温めて食べることで少しよくなります。
冬にトマトを食べたいならそういう調理をするとよいかもしれません。

冷たいもの、体を冷やす性質のものを好んで食べ続けたりすると体が陰性に傾きます。
顔色が青白くなって代謝が悪くなっていったり、顔を見ただけであなたはコーヒーが
好きなんですね?なんて、そんな占い師のような話だって、わからなくもないのです。
食の好みで体が作られて、性格が作られていく、そんな話は本当だと最近常々思うのです。

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マクロビオティックに関しては、私は実践もしたこともありませんし、是非がよくわかりません。
それに関する本を多々読んだだけで、理論を少し知っているだけです。
実践する興味がわかなかったのは、~してはダメが多すぎたことです。
~するといいよ、~すると今よりよくなるよ。という考え方が私は好きです。

ですが、陰陽の話をはじめ、自然療法を含めた治療法や、好きな点がたくさんありました。
方法論としてのマクロビオティックは実践していませんが、考え方はたくさんの影響を
受けていると思います。好きなところだけ頂きました、私はこうやって自分の気に入った点だけ
を生活に取り入れるやり方が好きです。

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冷え取り。
進藤義晴先生の冷え取りの本はとても興味深いものでした。
靴下を絹と綿を交互に重ね履きし、半身浴をし、玄米菜食を基本するという単純明快なもので
癌が治ると書いてありました。へ~とかほ~とか読みながら、本当かな?という疑心暗鬼より
好奇心が勝りました。やってみてダメならそれでいいという気持ちで始めたのが2年前?です。

私のことですから、例のごとく、やり方は適当です。
玄米菜食と書いてありましたが、あまり肉は食べませんが、食べないというわけではないですし
(年に数回食べてます)、玄米も食べたい日に食べるだけです。パンが大好きですから
半分はパン食ですし、食事面での考え方は自分の中で確立されているので、適当にそれに
沿ってます。

風呂は毎日1時間くらい入ります。気持ちがよくて疲れが取れるのでやめられません。
娘と入る時は映画を見たり、遊んだり、絵本を読んであげたりしながら過ごします。
一人で入る時は大抵本を読んでいます。夫はノートPCを持ってネットをやったりしてます。

半身浴はおへそくらいまでお湯(ぬるま湯)を張り、つかります。下半身を温めることで
心臓と足の温度を揃えて血流をよくすることが目的ですから、胸や腕をつけてはいけません。
風呂蓋を机代わりにして、各自好きなように過ごしています。

具合が悪くなったらとりあえずお風呂に入ります。胃痛も風呂に入るといつの間にかなくなります。
そういう時は具合がよくなるまで入ります。風呂で数時間過ごしたなんてことも時々ありました。

靴下の重ね履きは本当に気持ちがよく、やめられません。
夜寝る時も朝から晩まで履きっぱなし、夏も冬も関係なく重ね履きします。
パン屋で無理をしなければならない時は、いつもより枚数を増やします。
ジーンズの下にもスパッツを履き、レッグウォーマーまでしてます。

靴下やスパッツ、レッグウォーマーなど全て綿や絹の天然素材です。
ポリエステルなどの人工的な素材は通気性や保温性が悪いので、体を温める目的には
不向きです。ですが、私はご存知の通り、適当な人間ですので、2%や5%のポリエステルになんて
目くじらを立てません。90%絹ならいいでしょ!みたいなラフさです。

パン屋で無理をしても大して疲労も感じず、回復できるのは冷え取りのお陰だと思っています。
下半身に重ね着をすることで、力が沸き、不思議と動けるのです。あっためてれば大丈夫みたいな
変な自信はあります。

ですが、今の極度の睡眠不足は非常にまずいです。これは改善しなければなりません。
いつか体を壊します。だから無理のないやり方をして長く続けていきます(パン屋のこと)

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免疫力を上げること。
体温を上げると免疫力があがります。
冷え取りの進藤先生は医者ですが、感や精神論に終始することが多く、体を温めることでの
健康効果の理論的な裏付けを知りたくなり、そういった本を読んでいるうちに安保徹先生の本に
あたりました。東洋医学を科学的にアプローチするところが非常に面白く、共感しました。

平熱を上げることで免疫力をあげ、自然治癒力を高める。理にかなっていると思いました。

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東城百合子さんの自然療法。

冷え取りを進めていると、自然治癒力が高まり、過去に自分が溜めた毒の排出が始まります。
私の場合、頭痛もちだった頃、常用していたイブとか、皮膚の荒れで塗りたくった薬とか、
そんな、過去に薬を常用したところが酷いことになりました。

冷え取りの本にはお風呂に入って掻きむしれ!と激しいことが書いてありますから、
痛みやかゆみに耐え風呂で掻きむしりました。数ヶ月掻きむしると血だらけで凄いことになり、
とうとう耐え切れず、東城さんの自然療法に頼ることにしたのです。

よもぎを採取して塗り薬を煎じて、傷口に当てたり、様々なことをしました。
根本的な治療になるというより、その行為で痛みを紛らわせることができました。

結局、風呂、よもぎ、風呂、梅エキス、風呂・・・みたいな循環で今全て跡形もなくよくなりました。

私にとって、自然療法は補助的なものですが、今回の娘の発熱のように
何かをしてあげられる幸せというのをこの手当て法には感じています。
お互いを思いやってする行為により、意思の疎通が図れ、心が通い合う機会が増えます。
また、効果もかなり高く、実用性が高いです。覚えておくと非常に便利です。

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そして何より食のこと。
食が一番大切だと思っています。全ての事柄は食べることから始まり、
全てはここに集約されるのではと思います。
今日食べたものは明日の血となり、肉となり、体を作り、
その質や食べる嗜好によって人間の性格が形成されます。

穀物を主体に季節の野菜を食べ、おいしそうな魚があったら食べたり、
おいしい全国の醤油や塩を使い、良質な油で調理し、茹でたり蒸したりサッと焼いたり、
シンプルに旬の野菜を調理しいただきます。
そして何より食べ過ぎないこと、これが一番重要です。

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以上、えらそーに書きましたが、私も書いたことの全てを実践できているわけではありません。
時にチョコレートを食べたり、時に深酒をしたり、食べ過ぎたり、そんなことが多々あります。

それでもいいと思っています。
行ったり来たりしながら今よりよければ。
昨日より明日がよければいい。
それくらいのいい加減さでやっています。

これを読んで、~はやっちゃダメだとか、明日からこうしようと、
どうかご自分を責めないで下さい。
これがベストな方法かはもちろんわかりません。
私にはこれがちょうどよかっただけで、あなたにとってこれが
いいことなのかはわからないのです。
少しのヒントになれば幸いです。

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では、ここまで長文を読んでくださり、本当にありがとうございました。
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by wazawazapan | 2009-12-06 09:51 | パン屋のたわいもない話


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