自然農のMさんを訪ねる。
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青い空と軒に連なる干し柿。
この季節、ここではこんな風景が日常となる。
今日は、夫と娘と、自然農で農業を営むMさんの小屋を訪ねてきた。



以前にも書いたが、Mさんとは時々行き来をして、その度に様々なことを話し、
色々なことを教えてくださる貴重な関係の一人で、心から尊敬している。
いつまでもご健在でいてほしいし、色んなことを話したいし教わりたいと思う。

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小屋に着くと、自家製のストーブに火を入れてくれた。暖かい。
大豆の殻やら剪定した果樹の枝とか机の足とか、もう何でも放り込むその大らかさが、好き。
薪ストーブの作り方をとりあえず教わり(笑)、煙突の長さとか角度の話で盛り上がる。

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Mさんはほとんどの作物を自給自足している。
長野県産の「春陽」という小麦で作ったお饅頭やお茶をご馳走になりながら、話をする。
自家製のあんこはほぼ小豆の味でやわらかい甘さ、白菜漬けも白菜の味にちょっとした塩味で
Mさんの作るものはMさんのように優しい味で、丸くておいしい、ホッとする。

話は有機農業から自然農への転換の必要性、パン屋のこと、他のパン屋のこと、
経済成長と今の日本が抱える問題、物々交換の話、小屋の作り方(笑)・・・
どんどん話が広がって面白くってたまらない。
今日はMさんの頭の中がちょっと透けてみえたような気がして、嬉しかった。

帰り道、自然農は農法として囚われてしまったらいけないというフレーズがコダマする。
自然環境の中で自然農を実践することの大切さ、循環、全ての根源、何か見えた。
やっぱ、このおっちゃん、すげぇやと思った。
私ね、やっぱ、農業やる人のサポートもやりたいと思う。
有機農業は農法、自然農は農法じゃない、Mさん、私、今日ちゃんと理解しました。

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Mさんの小麦粉が欲しいなぁと呟くと、今あるのならあげるよと、ムロに案内してもらった。
これは昔むか~しの製粉機。かっこよすぎるし、現役で使われているのが凄い。
古くなって使われなくなかったものは、時を経て何故かMさんの下へ集まってくるのだ。

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これはハルユタカだけど使ってみてと、目の細かい網でササッとふるってくれた。
ありがたいです、今度これでパンを焼いて持って行きます。

Mさんが作った小豆、買ってきました。
来週は青山だからできるかわからないけど、近々あんぱん復活します。
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by wazawazapan | 2009-11-22 23:00 | パン屋の休日


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