ここまで3ヶ月、これから3年
3月に町屋館での販売をスタートさせ、うなぎ上りだった売上が5月に頂点を極め、
6月で転落した。5月の売上が100%だとすると、6月は30%まで落ち込んだ。
この坂の急具合はマジで心臓に悪く、強がって想像の範囲内だったと言っても嘘っぽいか。

例外になく、開業するにあたって色々本を読んだ。
パン屋は開店してから3ヶ月の間が一番込み合うそうだ。新しいものに人は群がるのだ。
そして、1度行ったことがあるという満足感を得た人が消え、純粋にパンを気に入ってくれた人が残る。
とは行っても毎日毎日パン屋に足を運ぶという文化が日本にあるわけではなく、
常連さんができたとしても1ヶ月に1度来てくれればよい方だと思っているのだが(幸運なことに
今のところもっと高い頻度で購入してくださる方が多いのでうちは成り立っている)、
こんな田舎では人口が圧倒的に少ないわけで、必然的に商圏を広げなければいけない。

田舎でやっていくには少々高い値段設定から、顧客のターゲットはかなり広い範囲で考えていたが、
想像よりかなり広い範囲で顧客を獲得する必要があることがわかった。
通販を含め、販路の開拓をもうちょっと真面目に取り組まなければならない。

始める前はパンが焼きたい、焼いたパンを売りたいの一本で、
パン屋の仕事を単純にパンを焼いて売る仕事として捉えていた。
始めてみてこれはビジネスなんだというのがよーくわかった。
仕入れた材料をパンに昇華させて利益を得る過程で、様々なことを考え、
利益を出していかなければ、続けられるものではない。
好きな人だけが買ってくれればいいとか、いいものはいつか誰かが認めてくれるなんていう
甘い考えは捨てて、やらなければ潰れるな、こりゃ。

趣味で始めたパン屋ではないのだ。
決して奢らず、地道に、おいしいパンを作ること、まずは3年から。
というか、まずは黒字にしないと、これは今年中に。
よーし、黒字になったら自転車買うぞー!おー!

と、えらそーにペーペーが言っております。
こうやって書くことでケツ叩いております。
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by wazawazapan | 2009-07-02 08:20 | パン屋考


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