暑さに負けた日
本日、お店に来てくださったみなさん、今日は商品が少なくて本当に申し訳ありませんでした。
カンパーニュをほぼ全滅させました。楽しみに来てくださった方、大変申し訳ございませんでした。
幸いと言ってはなんですが、今日はお客さんがわざわざ史上最も少ない日でもありました。
スイマセン、そして、ありがとうございます。

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昨日はしばらく降っていた雨がやっと止み、お昼頃から急激に蒸し暑くなりまるで夏が始まったような日だった。

生地の発酵が午後から恐ろしく早くなる。
午前中は涼しかったから室温で発酵させていたのがいけなかった。
冷蔵庫に順番に生地を入れるも、生地量が多く全ての生地を入れることができない。
そうこうしているうちにパンはどんどん膨らみ、早く早くとせかされる。
やきもきしながら作業を進めるも、生地の発酵のペースとオーブンの空き具合が合うはずもなく
2次発酵まで冷蔵庫を使うが、それでも発酵を止められなかった。

暑さでダレた生地はもう見る影もなく、焼くまでもなく、そのままゴミ箱にぶち込もうかと
思ったけど、そんなことはできず。仕方なく焼く。
ダメだとわかっていながらも焼く。むなしい。

発酵との戦いで眠ることもできず、
一部の食パンは過発酵で型から外れず、見るも無残。
定番のいちじくのカンパーニュも出せず。カンパはほぼ全滅。

少しコツを掴んだと思ったら、こうやってガツンとやられる。パン焼きは本当に難しい。
焼けたダメパン、投げそうになったけど、もったいないから口に入れる。
マジーな、チキショウ。。

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原因は全て自分の手の中にあるわけで、すぐに見つかる。
気温、管理、製法、疲れ、売上の推移、シャバと町屋館の関係・・・。
結局は全て慢心だと思う。昨日に満足するから明日に満足できないんだ。

今日、本当にパン屋が面白くなった。
やりたいことが死ぬほどあるし、改善したいことが山ほどある。
自分の頭にある明確なビジョンをあとはトレースしていくだけだと思っていたけど、
予定通りにいかないところがまた、いい。

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こうやって超前向きに考えられるのも、本当にお客さんのおかげ。
買ってくれる人がいるから、こうやって作っていくことができる。
今日もお客さんとの会話で本当に幸せを感じた。
本当にありがとうございます、いつもありがとうございます。
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by wazawazapan | 2009-06-20 18:04 | わざわざ終了後


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