売りたいと売れるの一致は果たしてあるのか。
パン屋になって早4ヶ月、と言うかまだ4ヶ月。
家庭の製パンでは10キロなんていう大量焼きに慣れていなかったから、
この4ヶ月で随分パンがうまくなった気がする。もちろんまだまだだが。
レシピはほとんど変わっていないのだが、特に発酵から焼成への流れがスムーズに
なったことでうまく発酵を完了することができるようになり、少し味が安定してきた。
それと同時に初期に買ってくれたお客さんには少し申し訳ない気がしてきた。
多分ダメなパンを売っていた、気付かずに。ゴメンナサイ。

売れるパンと売れないパン。売りたいパンと乗り気じゃないパン。というのがあって、
なかなか売りたいと売れるが一致しないものであることがわかってきた。
店作りの一環として、やわらかいパンや惣菜系パンも織り交ぜて販売しているが、
自分は基本的に惣菜パンやおやつパンは普段一切食べないので、自分で商品として作るときは
朝食でも食べれるオヤツパンというやつを作っていこうと思っている。

でも、やはり基本はカンパーニュやバゲットなどの食事系パンに重きをおきたいというのが
念頭にあって、いずれはオヤツ系はフェードアウトしていきたいとも思ったり。
圧倒的においしいパンを何種類かめちゃめちゃいっぱい作って売るというのが理想ではあるが、
それじゃあ買いに来る人もつまらないわけで、どれにしようか迷う楽しみがあって
そんな店もいいと思ったり。

自分はと言うと、毎回おいしい同じものを食べてさえいればいいわけで、パン屋に行っても
いつも同じパンを買うわけで、変化も特に必要なく、ただそこにいつも同じ気に入った味が
あればいいのだけど、それを商売にしてしまうとそれはあまりにつまらない気がしてくる。

わざわざ初期は20種類以上のパンを店頭に出していたが、今は15種類くらいにしている。
種類を減らして、味の質を向上を図る意味合いと、そんな胸の内から。

パンを売りながらいつも勉強させてもらってます。皆さんに本当に感謝しています。
1年後、3年後、5年後、10年後・・・どんなパン屋になっているのか本当に楽しみである。
[PR]
by wazawazapan | 2009-06-10 07:41 | パン屋考


<< お店の話とびわこふきん シャバの入荷情報は。 >>