おいしいの基準
人によっておいしいというものが違うというのは、当然のことで、あの人はおいしいと言ったけど
私はおいしくなかったとか、そういうことはよくある。

おいしいの基準はどうやって出来上がっていくかには、各々のストーリーがある。
生きてきた環境、性格、出会った人、様々な要因に出会いながら、個々のおいしいは育てられる。
中でも大きいのは家庭の食生活だと思う。

産まれてから独立するまでの食生活はほとんどの場合、親の管理下にある。
親と子供の性格や顔かたちが似てくるのは食生活に大きな関係がある。
親が動物性のものを好みよく料理するのならば、丸々と太った子供が育つのは至極自然なことで、
その子も親になった時、親にしてもらったようにする可能性も大きい。
そうしていくうちにそれは家系となり、染色体による遺伝よりも、そんな環境的要因の方が
成長には影響を及ぼすと思っている。

話はそれ過ぎだが、まあ、とにかく、おいしいというのは個々の主観から成り立っているわけで、
その一致があると果てしなく嬉しい。
同じものをおいしいという喜びは本当に何にも変えがたい。夫婦で食の好みが一致しているならば
ケンカも少なくなると思う。それほどおいしいものは偉大なのだ。

うちのパンをおいしいと言って買ってくれる方にも色々な方がいる。
年配の方から20ソコソコの若いお嬢さん、主婦の方からサラリーマン風。
何度も買いに来て下さるということはきっとおいしいということでよいですか?
あなたの顔の2回目を見る度、おいしいの一致の幸せの噛み締めながら、
パンを慌てて袋に詰めています。

そして、明日はわざわざの日。小諸ほんまち町屋館でお待ちしております。
皆さんと会えることを楽しみにしております!
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by wazawazapan | 2009-04-24 08:06 | パン考


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